2018年F1日本GP決勝で、マクラーレンのフェルナンド・アロンソは14位だった。18番グリッドからスタートで15番手に上がったアロンソだが、ランス・ストロールに押し出されてコース外を走ったことで5秒のタイムペナルティとペナルティポイント1を科された。スチュワードの声明には「カーナンバー14(アロンソ)はコース外に押し出されたことは明らかだが、その後シケインをカットしてからコースに復帰したことで、大きなアドバンテージを得た」と記されており、アロンソはコーナーをカットしたことでポジションをゲインしたと示唆している。一方、ストロールは「アロンソと接触し、コース外に押し出した」と判断され、5秒ペナルティとペナルティポイント2を科された。
アロンソはタイムペナルティのために最後尾に落ちたが、そこから順位を上げていき、14位でフィニッシュした。
フェルスタッペン、“ばかげたペナルティ”に不満「これで罰を受けるなら、次からは迷わずコーナーをカットする」:F1日本GP日曜
■マクラーレンF1チーム
フェルナンド・アロンソ 決勝14位
結果はひどいけれど、走っていて楽しかった。オープニングラップはとてもうまく走ったと思う。ポジション争いが激しいなか、S字で抜きつ抜かれつのバトルをし、結果的にいくつかポジションを上げることができた。
レース終盤の数周はウイリアムズや(マーカス・)エリクソンといいバトルをした。彼らは使い込んだタイヤで苦しんでいたんだ。
僕らは週末を通してあまりにも遅すぎたが、それでもレースはとても楽しかった。
序盤に5秒ペナルティを受けたことで、いくつも順位を失った。どっちみちポイント圏内にはいなかったから、大打撃というわけではないが、このスチュワードの決定は理解しかねる。(レース後に)ランスが言うには、僕が見えなかったということだが、あの時、彼がこっちに向かって来て、僕は押し出される形になった。行き場がなくて、コース外に避けるしかなかったんだ。
(ペナルティについてCrash.netに語り)相手のドライバーが謝罪に来ているというのに、この決定だ。F1がどれだけひどい状態か分かるというものだ。裁定がランダムで、一貫していない。相手が謝罪に来るようなインシデントなのに、グラベルに飛び出したことでペナルティを受ける。残念だよ。
彼(ストロール)には僕が見えていなかったという。僕がいるのを知りながら芝生に押し出したのならまた別だけど、そうではないのだから、これは不運なインシデントにすぎない。
結果としては、12位でフィニッシュできたところが14位になっただけだから、大した違いはないけどね。
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