2台の大型トラックが誘う日野の近未来ブース
日野自動車は2019年2月9日から11日の3日間、インテックス大阪で開催されている大阪オートメッセ2019に日野自動車は「プロフィア」と「レンジャー」の2台をベースにしたカスタマイズモデルを展示。プロ仕様にカスタマイズされた2台を紹介している。
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先進安全システム標準装備のプロフィア
2017年にフルモデルチェンジを実施したプロフィアは、前方車両や歩行者を検知する衝突被害軽減ブレーキや車両ふらつき警報など多くの先進安全システムを標準装備。長距離ドライバーの負担を減らすために、商用車トップレベルの座り心地を実現している。
一方、中型トラックのレンジャーはプロファイアと同じ時期にフルモデルチェンジを行い、先進安全装備も充実したモデルとなっている。
イラストレーターとコラボしたブース設計
ブースのテーマは「iNFORMATIon DESIGN」。日野自動車デザイン部の花澤淳之さんにお話を伺った。
今回は展示車両に初の試みとして、イラストレーターでありメカニックデザイナーの小林誠さんとのコラボレーションを行い、トラックの安全性を具体化したグラフィックデザインを施している。
コンセプトのインフォメーションデザインは、トラックドライバーはもちろん、一般の方にも最新の安全システムや先進システムがわかりやすく伝わるようなデザインが特徴だ。
機能部品箇所に小さく文字を入れたデザインは、戦闘機やレーシングマシンの注意書きをモチーフにしており、かっこよさをアピールすることで新たなファンの獲得を狙っているとのこと。
ボディカラーは、デザインテーマである「ダイナミックエナジー」を意識し、このトラックを運転するドライバーはもちろん、走る姿を見た全員が元気になるような、エネルギッシュでパワフルな印象を与えるオレンジ色を全体に採用した。
近未来のイメージがトラックの楽しさと提案
ボディに描かれている四角模様は、小林さんのアイコンマーク。四角ひとつひとつがヒトのDNAをモチーフにしたもので、未来的、先進的なイメージとトラックの楽しさと魅力を表現している。
タイヤにもボディ同様にビタミンカラーのオレンジ色のラッピングを初めて施し、トラックの新しいビジュアルを提案しているそうだ。
ブースには、アンドロイドをイメージしたマネキンと、アンドロイドのように振る舞うコンパニオンを配置し、車両と合わせて先進的・未来的な世界観を表現した空間となっていた。
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