■新型「QX80」まもなくワールドプレミアへ
インフィニティは、新型「QX80」のティザー映像「Artistry in Motion Episode 3」を2024年3月11日に公開。そして3月20日正式発表しました。
事前のティザーはどのようなもので、そして新たなQX80にはどのような特徴があるのでしょうか。
【画像】「えっ…!」これが「新型3列SUV」です。 画像を見る
インフィニティブランドにおけるフラッグシップモデルSUVのQX80は3列シートを備えたモデルです。
2010年に登場したQX80のボディサイズは全長5339mm×全幅2029mm×全高1925mm、ホイールベースは3076mmとなり、その姿には圧倒されます。
2018年のマイナーチェンジでフェイスリフトが行われ、大きなグリルがさらに際立ちました。
パワートレインは最高出力400psを発生する5.6リッターV8ガソリンエンジンと7速ATを組み合わせ、駆動方式はFR/4WDです。
そんなQX80ですが、以前から次期モデルを示唆するコンセプトモデルがお披露目されてきましたが、正式なフルモデルチェンジについて2024年3月20日にワールドプレミアを行うとアナウンス。
ワールドプレミア前にはティザー動画&画像はいくつか公開されてきました。
前回のEpisode 2では、QX80の新しいパワートレインが紹介されています。
新型QX80は、最高出力456ps/最大トルク698Nmを発生する3.5リッターツインターボエンジンを搭載。現行からダウンサイズしつつも最高出力50ps、最大トルク138Nmアップさせました。
さらに9速ATと組み合わせることで優れた加速と効率的な高速走行を実現すると言います。
その他、ボディ剛性や足回りの刷新などで乗り心地が格段に向上しているようです。
今回のEpisode 3ではインテリアを中心に紹介されています。
最も注目機能となるのが高精度で本物のようなサウンドを提供する「Klipsch Reference Premiere Audio」を採用すること。
これは1200ワットの出力に加えて、ルーフマウントの4つのハイライン スピーカーとチタンツイーターを含む、24個のスピーカーを備えることで、3次元サウンドを体感出来るようです。
さらに新型QX80の前席ヘッドレストに搭載されたKlipschにより、ドライバーはナビゲーション情報や音楽、さらにはプライベート会議など様々な使い方が出来ます。
2列目には新たに自動冷却機能が備わり、天井にある赤外線センサーにより、乗員の体温を検知することで2列目に適した冷気を送ります。
またインフィニティとして初めて1列目に加えて2列目にもマッサージ シートを備えました。
さらに3列目に座っている人でもヒーターシートが利用できるようになるなど、どの席でも「インフィニティのおもてなし」を体感出来るようになったのもポイントです。
新型QX80は前述の通り3月20日に公開され、3月29日から4月7日まで一般公開される「ニューヨークオートショー2024」で展示される予定です。
※ ※ ※
そして3月20日には新型QX80を正式発表しました。
同モデルは、控えめでありながら細部にまでこだわったスタイル、知的に統合されたテクノロジー、そして圧倒的なドライビング体験を提供し、インフィニティのフラッグシップモデルとして、3列すべての乗員に並外れた快適性、利便性、テクノロジーを採用。
エクステリアデザインは、「Artistry in Motion」を体現し、車体の前面にINFINITIを象徴した新デザインシグニチャーのダブルアーチグリルを取り入れ、より立体的なINFINITIエンブレムを引き立て、また、日本のおもてなしを体現する「INFINITI Light Path」を採用しました。
インテリアは、ダッシュボード上に14.3インチのディスプレイが2個搭載されています。最新のINFINITI in TouchシステムにはGoogle built-inを搭載し、Google MapやGoogle Play、Google Assistantなどを利用することが可能となり、より快適なドライブ空間を提供します。また、センターディスプレイの下部にある9インチのタッチスクリーンでは、空調機能や運転モードの選択が可能です。
また、セグメント初のテクノロジーである「バイオメトリッククーリング」が2列目を快適な温度に保つ他、天井に組み込まれた赤外線センサーが乗員の体温を検知し、温度と風量を調節して2列目に快適な空気を送ります。
そして世界初の技術となる「フロントワイドビュー」は、車体前方側面の様子を2個の14.3インチディスプレイに表示する技術や、フード部分が透過して前方を確認できる「インビジブルフード ビュー」や、フロントカメラの映像を写真やビデオとして記録し、SNS等にシェアできる「ジャーニーダイアリー機能」など、革新的なカメラ技術を搭載しました。
パワートレインについては、VR35DDTT 3.5リッターツインターボエンジンを搭載し、最高出力は450ps、最大トルクは516lb-ftを誇ります。トランスミッションはギアレシオを40%拡大した9速ATを組み合わせ、優れたレスポンスと高い燃費性能を実現。
その他、電子式エアサスペンションとダイナミックデジタルサスペンションを採用することで走行シーンに合わせて車高調整が可能です。
これは通常走行時は車高を下げることで空力性能を確保し、乗員の乗降時は更に車高を下げて乗り降りや荷物の載せ降ろしを容易にしながら、オフロード走行時は通常よりも車高を2.4インチ上げることで高い走破性を確保。またダイナミックデジタルサスペンションは、車両の動きに合わせ電子制御でダンパーの減衰力を自動調整します。
このような特徴を持つ、新型QX80は今夏以降米国で発売する予定で、価格は8万2450ドル(約1249万円)からです。
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みんなのコメント
コレを買えばいいのでは。見た目はLXに
似てるし欧州車よりは品質もマシだから。
↑
但し運転席を除く(笑)