暖冬で雪が少ない道ほどアイスバーンになりやすい!
今シーズンは1月になっても暖冬傾向で、各地で雪が少ないといわれているが、雪国なのに雪が少ない道ほどアイスバーンになりやすいので要注意。
【毎年のことなのにパニックに!】事前に知っておけば避けられる冬のドライブでの危険と回避する方法6つ
氷雪道には、新雪、圧雪、シャーベット、そして路面が凍結した状態になるアイスバーンがあり、アイスバーンにも積もった雪がタイヤで押しつぶされた圧雪アイスバーンと、交差点などで、停車したクルマの熱で雪が溶け、あるいは制動・発進時のタイヤの摩擦で、路面が磨かれ、それが再凍結したミラーバーン、そして路面が濡れたような状態で、表面が薄く凍っているブラックアイスバーンの3種類がある。
スタッドレスタイヤは、雪道にはかなり強いが、凍結路面ではそれほどグリップしてくれないので注意が必要。とくにブレーキが利きづらくなるので気をつけよう。
雪道では、乾いた路面よりも2.4倍の制動距離が必要になるが、ミラーバーンだと8倍もの制動距離がないと止まれない。なので、路面がツルツル、テカテカ光っているところはアイスバーンだと思って、できるだけ避けて、慎重に走ること。
なかでもブラックアイスバーンは、見た目では濡れた路面と区別がつかないので、非常に厄介で危険。JAFのテストでも、濡れた路面なら40km/hから20mで停止できたクルマが、ブラックアイスバーンでは、69.5mと、その差は約3.5倍というデータがある。
見た目が同じなのに、これだけ滑りやすさが違うのは大問題なので、雪道を走っているときに黒く濡れた路面が出てきたら、ブラックアイスバーンだと思って、最徐行しよう。とくに夜間や朝方、日陰になる部分、橋の上、トンネルの出入り口では、ブラックアイスバーンになりやすいので、細心の注意が必要だ。
外気温や路面から伝わる音も重要な見極めポイントになる!
あとは外気温度と音も重要。
クルマの外気温度計のセンサーは、バンパー付近に取り付けられている場合が多いので、外気温度計が示す温度より、路面の表面はもっと冷えている可能性が高い。クルマの外気温度計が+3度以下になったら、路面の凍結に警戒し始めた方がいい。
また、シャーベットや濡れた路面のときは、タイヤから「シャー」という音が聞こえるが、アイスバーンではその音が小さくなるので、これも目安になる。
走り方としては、前述のとおり、アイスバーンはかなり制動距離が延びるので、とにかく車間距離を広げること。上り坂では前車がスリップ気味になることもあるだろうし、下り坂ではさらに制動距離が延びるので、雪道以上の車間距離の確保が必須。交差点などで止まるときも、停止ライン付近がとくにアイスバーンになりやすいので、意識して普段よりもかなり手前からゆるやかにブレーキを踏むのがコツ。
VSCやTRCなどのスタビリティコントロールは、もちろんON! 氷雪路ではこれらの電子デバイスがとても優秀な仕事をしてくれるので、これを最大限活用しない手はない。
あとは十分時間に余裕を持って出かけて、急ブレーキ、急ハンドル、急アクセルを避けること。制動時や発進時は、轍を避けて、タイヤを雪の上にのせるとグリップしやすくなるのも覚えておこう。
また、雪が降っているときは、ライトを点けて、エアコンを入れて(外気導入)窓が曇らないようにして、視界を確保するのも肝要。窓の内側が汚れていると、曇りやすくなってしまうので、ガラスをきれいにしておくことも忘れずに。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
「お金なさすぎて家賃払えなくて…」大阪出身“売れっ子芸人”が高級SUV「Gクラス」を納車! 東京で“人生初”の車購入「盛山さんがベンツ購入って感慨深い」「夢あるなー」と反響
トヨタ新型「カローラ“クロス”」発表! 「レクサス」級にカッコイイ「斬新フェイス」へ刷新! 新型「コンパクトSUV」約494万円から ブラジルに登場
史上最恐の盗難ツールとして話題の[ゲームボーイ]だが……ほぼ100%盗まれない方法は果たしてあるのか!?
アンダー150万円!? スズキ「軽バン」が凄い! 完全「爆睡仕様」に驚きの声…!? どんな人が買う? 見た目はド派手グリル採用の「スペーシア」とは
日本で大人気の「軽自動車」なんで海外で売らないの? コンパクトで「燃費・性能」もバツグン! “高評価”でもメーカーが「輸出しない」理由とは
みんなのコメント
氷点下の黒い路面は全てアイスバーンだと思って走行すべき。
この場合はあえて雪の残っている所にタイヤを載せます。
雪の方がアイスバーンより滑らないからです。
一概にアイスバーンと言っても7枚、8枚目のように一面が凍ってる道路は
少ないものです。(北海道はあり得るかも)
轍の所だけ凍ってるようならそこを避け、雪の残ってる所を通るのも
テクニックの一つです。