約1年ぶりとなるポールポジションを獲得したヤマハのマーベリック・ビニャーレスは、ウエットコンディションで行われたフリー走行では競争力を発揮できなかったが、決勝レースではトップ7でフィニッシュできれば良いと語った。
全てウエットコンディションで行われた3回のフリー走行を終えてトップ10に入ることができなかったビニャーレスは、予選をQ1からスタートすることになった。予選前に路面が乾いたこともあって、ビニャーレスは競争力を発揮。昨年のアラゴンGP以来となるポールポジションを獲得した。
■MotoGP最終戦バレンシアGP予選:ビニャーレスが今季初ポール。Q2で転倒のマルケスは5番手
だが決勝レースは雨の予報となっており、ウエットコンディションでヤマハのバイク『M1』は依然としてレースペースが悪いようだ。ビニャーレスはポールポジションを獲得したにも関わらず、トップ7でレースを終えることができれば良いだろうと話した。
「目標を決めることが必要だ」
「僕たちの目標はトップ7に入ることだ。ベストを尽くすよ」
「トップ7に入れたら良いだろう。僕たちは、ウエットコンディションで行われたフリー走行では全く競争力を発揮できなかった」
「明日に向けて大幅に改善しなければならない、僕は雨のレースでフロントロウからスタートしたことがない。だけどトップのライダーたちについていけば、改善できているかどうかがわかるだろう」
ビニャーレスのフィーリングは、チームメイトのバレンティーノ・ロッシとは正反対だった。ロッシは金曜日のFP2で3番手タイムをマークしていたが、FP3で13番手、予選では16番手と苦しんでいた。
一方テック3・ヤマハのヨハン・ザルコは、土曜日の様々なコンディションでも競争力を持っているようだったが、予選ではQ2終盤のアタック中に転倒を喫して11番手となった。
金曜日にも転倒していたザルコだが、ダニーロ・ペトルッチ(プラマック)が速さをみせていたこともあって、彼は雨量の多いトラックを懸念していたと認めた。ペトルッチは現在、ランキング6位のザルコと5ポイント差で8位につけている。
「ウエットで行われた今朝のセッション(FP3)では、ウエットとはいえそれほど路面の雨量は多くなかった。昨日(金曜日)よりもはるかに良い状態で走ることができた」とザルコは語った。
「安定したタイムを出すことができたし、1分40秒台のかなり速いタイムだった。1分40秒台を切って39秒台に近づくには足りなかったけれど、ウエットコンディションでのレースを通して40秒台で走ることができれば、良い結果が期待できると思う」
「もしひどい雨の中で金曜日にクラッシュした理由を理解できれば、(日曜日の)ウォームアップ走行で良いフィーリングを掴めるだろう。素晴らしいレースを期待できるはずだ」
「そういう状況でも(転倒の)理由がわからなければ心配だ。というのもダニーロはかなり速いし、このようなコンディションが大好きだからね。彼は自信を持ってバイクに乗れているし、速いんだ。明日は彼を一番にチェックしなければならない」
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