サービス開始2週間で1台あたりの走行距離は1260km
グループPSAジャパンは、4月21日からスタートしているフランスの著名パティスリー「ピエール・エルメ・パリ」のスイーツデリバリーサービス、「おうちエルメ」の配送車として「シトロエンC3エアクロスSUV」3台を貸与している。このプロジェクトでは5月末までに1000件以上のオーダーがあり、開始から二週間でのデリバリー車輌の走行距離は1000kmを超えているという。
【嶋田智之の月刊イタフラ】こんな苦しい時だけどメーカーもがんばってる!
「おうちエルメ」は、新型コロナウイルス流行下による外出自粛要請のなか、自宅にいながら心が豊かになるような美味しいものを届けたいというピエール・エルメ・パリの呼びかけにシトロエンを日本で展開するグループPSAジャパンが応じたもの。
具体的には、ピエール・エルメ・パリの対象となるスイーツをオンライン注文すると、都内対象地域(東京都港区、渋谷区、新宿区、世田谷区、千代田区、大田区、中央区、品川区、文京区、目黒区)の指定場所にデリバリーする。4月21日(火)にサービス内容が発表され、24日(金)より実際のデリバリーがスタートした。
この取り組みに対し、同じフランス企業のシトロエンは人々の移動の自由と自由な移動をコンフォートに提供するというモビリティ企業の観点から、デリバリー時の配送車両を貸与するというかたちで協力している。
3台が貸与されている「C3エアクロスSUV」は、コンパクトなボディサイズからデリバリー先の住宅街での狭い路地でも取り回しがしやすく、広いガラスエリアとSUVならではの高い着座位置は、見晴らしの良さを実現。さらに、たっぷりとしたシートは配達スタッフの快適性と疲労軽減を担保し乗り心地の良さはケーキのダメージを防いでいる。また、クラス最大級となる1289Lのラゲッジスペースは消毒用品、予備マスクと手袋、スイーツを納めた2個の配達用クーラーボックスを楽々と収納できる。なお、デリバリー車輌は「おうちエルメ」のステッカーが目印となっている。
デリバリースタッフによる評判も上々だ。いわく、
「快適なシートのおかげで終日5、6時間にもおよぶデリバリーでも疲れを感じません。住宅街などでは、大きな窓と視界の良さが助かっています。また、ルーフ、バンパー、ドアミラーなどの差し色が目立ち、お客さまからもデリバリーが来たことがすぐにわかっていただけるようです。マンションからわざわざクルマを見に来きていただくお客さまもいらっしゃいます」
・デリバリー使用モデル:シトロエンC3エアクロスSUVシャイン+パッケージオプション2台、オリジンズ1台
・デリバリー使用台数:3台(初動2台、1台追加)スパイシーオレンジ、グリ・プラチナム、ナチュラル ホワイト
・サービス開始二週間での走行距離:約1260km(1台あたり)
・一日のおよそのデリバリー件数:15件(1台あたり)
・一日のおよその走行距離:80~90km(1台あたり)
・5月末日までのオーダー総数:1000件超
ピエール・エルメ・パリ「おうちエルメ」について
・開始日:2020年4月21日(火)~
・内容:アントルメ(ホール生ケーキ)、アンディヴィデュエル(おひとり様用生ケーキ)6種詰合わせ、・マカロンと焼き菓子のセットなど
・配送エリア:東京都港区、渋谷区、新宿区、世田谷区、千代田区、大田区、中央区、品川区、文京区、目黒区
・配送:16時までの注文で最短2日後より選択可能
・URL:https://www.pierreherme.co.jp/journal/home-delivery/
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