4月
アストン マーティンDBX
アストンにとってこの10年でもっとも重要な新型モデルとなるブランド初のSUV、DBXには非常に大きな期待が掛かっている。
2018年の上場以来、アストンは苦境に喘いでおり、同社CEOのアンディ・パーマーは、DBXこそが投資家やアナリストの認識を変え、アストン マーティンをいわゆる「セカンド・センチュリープラン」の次の段階へと進めてくれるモデルだと信じている。
2021年までの年間販売台数1万台を目標としているDBXには、アストンのベストセラーモデルになるという使命が課せられているのだ。
AMGから供給を受けた550psを発揮する4.0L V8ターボエンジンを積んだこの5シーターSUVの価格は、オプション装着前で15万8000(2265万円)というものであり、プラグインハイブリッドを含む他のパワートレインの登場も予想されている。
メルセデスAMG GLB 35
メルセデス・ベンツのコンパクトな7シーターSUVに、メルセデスが誇るパフォーマンスディビジョン、AMGが手を入れたモデルだ。
2.0LターボエンジンはGLA 35同様、306psのパワーと40.8kg-mのトルクを発揮しており、現行GLBのトップモデルをパワーで81ps、トルクで5.1kg-m上回る。
引き続き5シーターと7シーターが選択可能なGLB 35の0-100km/h加速は5.2秒とされており、最高速は249km/hに制限される。
メルセデス・ベンツGLA
メルセデス製コンパクトクロスオーバーの2代目は、ふたたびAクラスをベースにしているものの、最低地上高がさらに引き上げられるとともに、よりタフなスタイリングが与えられている。
さらにメルセデスでは、新たなテクノロジーの導入とキャビンの快適性向上に力を入れており、新自立式デジタルインストゥルメントやインフォテインメントディスプレーなどが採用されることになる。
発売時には163psを発揮する1.3L 3気筒エンジンを積む前輪駆動のGLA 200と、306psを誇る2.0Lターボユニットを積んで、AMGらしい数々のスタイリング上の特徴を備えたホットなメルセデスAMG GLA35がラインナップされることになる。
2020年後半にはさらにラインナップが拡充される予定だ。
ポールスター1
このボルボの独立したパフォーマンスブランドは本来EV専用だが、610psのパワーを誇る限定生産のハイブリッド・クーペは、ひとびとの注目を集めるフラッグシップモデルとなるべく開発されている。
2.0Lツインチャージャーエンジンは3基の電気モーターと組み合わされ、102.0kg-mのトルクを発揮するとともに、このクルマを静止状態から4.2秒で100km/hへと加速させる。
今後3年間で1500台限定で生産されるこの左ハンドル専用モデルの価格は、13万9990ポンド(2007万円)とされている。
ポルシェ718 GTS
718ケイマン/ボクスターのフラッグシップモデルとなるGTSでは、自然吸気フラットシックスが復活することになる。
このニュースは特に米国を中心に、4気筒エンジンを積んだポルシェのスポーツモデルを非難していたひとびとを喜ばせることになるだろう。
詳細はいまのところ明かされていないが、718ケイマンGT4と718ボクスター・スパイダーに積まれてデビューした新型4.0Lエンジンと繋がりのあるパワープラントだと言われている。
5月
ランドローバー・ディスカバリースポーツPHEV
ランドローバーのミッドサイズファミリーSUVに新たに追加されるハイブリッドモデルでは、3気筒エンジンが採用されることになりそうだ。
新型イヴォーク譲りのこのパワートレインでは、200psを発揮する1.5Lインジニウムガソリンユニットに、出力109psの電気モーターと11.3kWhのリチウムイオンバッテリーが組み合わされ、64kmのEV航続可能距離を確保している。
このPHEVは、3万1575ポンド(453万円)というスタンダードモデルよりも、やや高級な存在になるだろう。
メルセデス・マイバッハGLS 600
ベントレー・ベンテイガに対抗すべく、メルセデスが誇る高級ブランド、マイバッハが大型SUVのGLSに手を加えたモデルだ。
特別仕立てのスタイリングと、標準で22インチのホイールを履いたこのモデルのボンネットに収まるのは、4.0L V8ターボに48Vシステムを組み合わせたマイルドハイブリッドユニットとなる。
もっとも注目すべきはその豪華なキャビンの仕立てであり、ナッパレザーのインテリアには、4シーターモデルの場合、冷蔵庫までオプション設定されている。
ミニJCW GP
ミニ史上もっとも速く、もっとも過激なモデルとしてGTの名が帰ってくる。
3万3895ポンド(486万円)から手に入れることの出来るこの3ドアボディのGTは、306psのパワーと45.9kg-mのトルクを発揮する2.0Lターボエンジンを積んで、その最高速は264km/hに達している。
数々のアップグレードが行われるとともに、そのパワーをコントロールすべく、ルーフには大型スポイラーが設置されている。
合計3000台がミニのオックスフォード工場から送り出される予定であり、そのうち英国市場向けは575台となる。
レンジローバー・イヴォークPHEV
コンパクトSUVのイヴォークだが、より大柄なボディを持つディスカバリースポーツと新3気筒ガソリンハイブリッドユニットを共有することになる。
CO2排出量45g/km、EV航続可能距離64kmというスペックは、都市型SUVとしてのイヴォークの魅力をさらに高めるものとなる一方、その燃費性能も現行の2.0Lディーゼル・マイルドハイブリッドを上回るものになるだろう。
6月
BMW M2 CS
M2コンペティションから約50%も価格をアップさせた限定モデルのCSでは、樹脂製ボンネットやカーボンファイバー製ルーフの採用など、このクルマだけの軽量化策が施されるとともに、3.0Lストレートシックスにも手が入れられ、そのパワーは450psにも達する。
すでに予約だけで完売しているこのモデルでは、6速マニュアルギアボックスか7速デュアルクラッチオートマティックの選択が可能であり、アダプティブサスペンションとMスポーツシートが標準となる。
BMW M8
このBMW史上最強最速の2ドアモデルは特別な存在となるだろう。
英国市場にはトップモデルとなるコンペティションのみが導入予定であり、625psを発揮する4.4L V8ツインターボエンジンによって、このクルマは静止状態からわずか3.2秒で100km/hに到達する。
さらに高級さも失っておらず、レザーをふんだんに使用した4シーターのクルーザーモデルでもあり、そのパワーのすべてを余すことなく路面へと伝えるべく四輪駆動が採用されている。
シトロエンC5エアクロス・プラグインハイブリッド
シトロエンにとって重要な1台だ。
ブランド初のプラグインハイブリッドモデルとして、幅広く電動化を進めるPSAグループの一翼を担う存在であり、ヴォクゾール・グランドランドXとプジョー3008と共有するガソリンハイブリッドユニットは、(トップモデルには劣るとはいえ)225psを発揮し、シトロエンの公式発表によれば、CO2排出量39g/kmとEV航続可能距離50kmを達成していると言う。
英国におけるスタートプライスは3万5340ポンド(507万円)となる。
フェラーリSF90ストラダーレ
フェラーリはまだガソリンエンジンを諦めたわけではない。
この新たなフラッグシップモデルの心臓となるのは、780psを発揮するV8ツインターボなのだ。
だが、このV8では明らかにパワー不足だったからこそ、3基の電気モーターを組み合わせることで、合計出力1000psを確保するとともに、四輪すべてを駆動するのであり、さらに26kmというEV航続可能距離まで確保している。
フェラーリでは、SF90をラ・フェラーリよりも速く、強力なストッピングパワーを備えているとしているが、なにより素晴らしいのは、このクルマが限定生産ではないということだ。
ホンダ・シビック・タイプRニュルブルクリンク・エディション
ホンダではシビックにフレッシュさを取り戻そうとしている。
つまり、タイプRにもアップデートが行われるということであり、エクステリアの変更に留まらず、新たなテクノロジーの導入やインテリア品質の向上が図られることになる。
だが、最大のニュースは、ニュルブルクリンクにおけるFF最速ラップを記録したタイプRを彷彿とさせる、より速くさらに過激なモデルの登場であり、この特別なモデルは、ルノー・メガーヌRSトロフィーのライバルとして登場する。
ホンダe
確かに、アーバンEVコンセプトからは多少現実的なデザインへと変更されたかも知れない。だが、依然としてこのクルマが素晴らしくクールなスタイリングをした、ホンダブランドとしては珍しく高級さを感じさせる都市型コンパクトEVであることに変わりはない。
数々のハイテク装備が与えられたキャビンも、ジャズ(日本名:フィット)とはまったく異なる世界だ。
英国での3500ポンド(50万円)の政府補助金を除いた約2万7000ポンド(387万円)という価格は魅力的とは言えず、その219kmという航続可能距離も物足りないかも知れない。
だが、そのお陰でこのクルマは他のより長い航続距離を誇るライバルモデルに比べ、はるかに軽量でコンパクトなボディを手に入れることが出来たのだ。
メルセデスAMG GLS 63 4マチック
この巨体を誇る7シーターが、メルセデスAMGから登場する最新のSUVモデルとなる。
メルセデスAMGでトップを務めるトビアス・ムアースによれば、「多用途性や圧倒的な力強さ、そして室内空間といった点で妥協したくないと考える」ひとびとに向けたモデルだと言う。
612psを発揮するマイルドハイブリッド4.0L V8ツインターボユニットは、わずか4.3秒という驚異的なタイムで静止状態から100km/hへとGLSを加速させることに成功している。
エアーサスペンションが乗り心地の改善に寄与するとともに、依然として7つのシートを備え、実用性に優れた多くのスペースまで確保している。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
ホンダ新型「プレリュード」まもなく登場? 22年ぶり復活で噂の「MT」搭載は? 「2ドアクーペ」に反響多数!海外では“テストカー”目撃も!? 予想価格はいくら?
不要or必要? やっちゃったらおじさん認定!? 「古い」「ダサい」といわれがちな [時代遅れ]な運転法
【悲報】マジかよ!? ホンダ二輪スポンサーのレプソルが2024年限りで契約解消へ
マジか…? 新制度導入で「車検」通らないかも!? 10月から始まった“新たな車検”何が変わった? 覚えておきたい「OBD検査」の正体とは
レクサス新型「小型スポーツカー」がスゴい! “テンロクターボ”×初の6速MTを搭載! 最小SUV「LBX MORIZO RR」どんなモデル?
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?