現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ホンダ「N360」に乗って32年! 成長した娘と25年ぶりに四国「ミルキーウェイ」ラリーに参加しました

ここから本文です

ホンダ「N360」に乗って32年! 成長した娘と25年ぶりに四国「ミルキーウェイ」ラリーに参加しました

掲載 2
ホンダ「N360」に乗って32年! 成長した娘と25年ぶりに四国「ミルキーウェイ」ラリーに参加しました

往年のボーイズレーサー、ホンダN360で参戦

四国路を舞台にしたヒストリックカーによるスカベンジャーラリー「ミルキーウェイ ブルーアイランド ラリー(以下ミルキーウェイ)」が2023年11月11日~12日に開催された。会場に集まったクルマの中でもひと際オーラを放っていたこのクルマ、ブリティッシュレーシンググリーンのボディにはホワイトのラインが前後に入っていた。往年のボーイズレーサーのお手本のような1968年式ホンダ「N360」(N1)だ。

19歳双子姉妹がルノー「8ゴルディーニ」でラリーに挑戦!「将来は、ヒストリックカーも対応できるメカニックになりたいです」

N360は23歳でオーナーとなり32年の付き合い

「今回は久しぶりの参加なのですが、前回はちょうど娘が生まれたばかりで、お義母さんに面倒を見てもらったということもあり、とても印象に残っているイベントなんですよ。またいつか出たいと思っていたのですが、ずいぶん年月も経ってしまいました(笑)。今回出ようとなった時に、娘も参加したいと言ってくれたので、初めて家族3人で25年ぶりのミルキーウェイです」

23歳の時に手に入れて、32年の付き合いだというホンダN360でエントリーしていたのは丸山浩市さん、奥さま、そして娘の茜さんのご家族。結婚30周年ということもあり、その記念としての参加でもあった。今は離れて暮らしている娘の茜さんも、この日のために駆けつけ、親子3人で2日間を楽しむのだという。

「N360はN0(エヌゼロ)、N1(エヌワン)は、それ以降のモデルとは違った部分がいくつかあるのも面白い部分ですし気に入ってます。例えば、分かりやすい部分ですと、エンジンの振れ止めのロッドですね。他にはトランクスルーになるリアシートは写真に取りやすいですね」

そう言って車内を整理して、トランクスルーの状態を作ってくれた。

奇跡的なナンバー「67-03」も嬉しいポイント

「もともとオートバイが好きでしたので、同じ空冷エンジンのN360に乗りたくて探していた時に、雑誌の広告で見つけたN360の売り物(N2)を見に行きました。すでに売約済みでしたが、そのショップで、そろそろ手放そうかなという人がいるので、それを待ってみる? と言われたのが、このN1だったんです」

そして、念願のN360のオーナーとなった丸山さんであるが、さらにおまけの喜びもあった。

「N360がデビューしたのは1967年の3月なのですが、購入時から付いていたナンバー“67-03”は、たまたまでしたが嬉しいですね」。

丸山さんのNはシングルナンバーというだけでなく、指定番号の無い時代に、偶然にもNのデビュー年月となっているオリジナルナンバーは、プライスレスな喜びだそうだ。

娘さんはMT免許取得済み、まずはカプチーノで練習!?

コマ図の指示に従い正確さを求めるラリー競技も、娘の茜さんは楽しそうにしていた。

「女の子なので、とくにクルマやバイクのことを薦めた記憶はないのですが、夫婦でオートバイには乗っていましたし、ツーリングにも後ろに乗せて連れて行ってましたから、そうした影響が少しはあったのかな」

と丸山さん。茜さんはマニュアル免許だけでなく中型の2輪の免許も取得し、父親のバイクを狙っているという会話もあるそうだ。

「まずは、うちにあるカプチーノでマニュアルの練習をしてからでないとN360は運転させられません」

という浩市さんだが、その横顔は嬉しそうだ。

「“来年も出るなら私も行くよ”と娘も言ってくれているので今から楽しみです」

来年のミルキーウェイ、ハンドルを握っているのは茜さんかもしれない。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

キャンパーからテスラまで!オートバックスの多彩なカスタムカー集結!東京オートサロン2025
キャンパーからテスラまで!オートバックスの多彩なカスタムカー集結!東京オートサロン2025
グーネット
【インド】全長5m級! トヨタ新型「カムリ」発表! 伝統の「FF最大・最上級セダン」が登場! 斬新“サメ顔”採用した「11代目モデル」の姿とは!
【インド】全長5m級! トヨタ新型「カムリ」発表! 伝統の「FF最大・最上級セダン」が登場! 斬新“サメ顔”採用した「11代目モデル」の姿とは!
くるまのニュース
KDDI、SF新チーム『KDDI TGMGP TGR-DC』のメインスポンサーに就任。人財育成を支える
KDDI、SF新チーム『KDDI TGMGP TGR-DC』のメインスポンサーに就任。人財育成を支える
AUTOSPORT web
[カーオーディオ・素朴な疑問]パワーアンプ編…「クロスオーバー機能」って何? 使う利点は?
[カーオーディオ・素朴な疑問]パワーアンプ編…「クロスオーバー機能」って何? 使う利点は?
レスポンス
Juju、SF参戦を通して“クルマづくり”で成長見せる。話題を呼んだ強気のバトルは「郷に入れば郷に従え」の考えも
Juju、SF参戦を通して“クルマづくり”で成長見せる。話題を呼んだ強気のバトルは「郷に入れば郷に従え」の考えも
motorsport.com 日本版
布製チェーンの装着体験もできる!プロスタッフ、カーケミカル製品を展示販売でアピール…東京オートサロン2025
布製チェーンの装着体験もできる!プロスタッフ、カーケミカル製品を展示販売でアピール…東京オートサロン2025
レスポンス
トヨタGR、2025年も『もっといいクルマづくり』に向けS耐とニュルへ挑む。プロ11名を発表
トヨタGR、2025年も『もっといいクルマづくり』に向けS耐とニュルへ挑む。プロ11名を発表
AUTOSPORT web
【中国】ホンダ新型「イエ P7」公開! パワフルな「4WD」採用の「超スポーティSUV」! クーペ風な流麗ボディが美しい「新モデル」登場
【中国】ホンダ新型「イエ P7」公開! パワフルな「4WD」採用の「超スポーティSUV」! クーペ風な流麗ボディが美しい「新モデル」登場
くるまのニュース
鮮やかな赤のコスモスポーツや白のトヨタ2000GTなど…アクト冬フェス~クリスマスファイナルクラシックカーミーティング
鮮やかな赤のコスモスポーツや白のトヨタ2000GTなど…アクト冬フェス~クリスマスファイナルクラシックカーミーティング
レスポンス
【愛犬家必読】車内のしつこい動物臭を消す方法は? ペットによる車内の汚れや抜け毛を一気に解決! プロ直伝のクリーニング方法とは
【愛犬家必読】車内のしつこい動物臭を消す方法は? ペットによる車内の汚れや抜け毛を一気に解決! プロ直伝のクリーニング方法とは
Auto Messe Web
TOYOTA GAZOO Racing、2025年もTGR-DCを通じ若手を育成。中村仁の海外挑戦も明らかに
TOYOTA GAZOO Racing、2025年もTGR-DCを通じ若手を育成。中村仁の海外挑戦も明らかに
AUTOSPORT web
高速道路「深夜割引の見直し」が“延期”へ システム整備に時間 「申し訳ない」
高速道路「深夜割引の見直し」が“延期”へ システム整備に時間 「申し訳ない」
乗りものニュース
トヨタ、2025年全日本ラリーへ向け体制拡大。DAT搭載GRヤリスのJN-2出走や、平川真子起用を発表
トヨタ、2025年全日本ラリーへ向け体制拡大。DAT搭載GRヤリスのJN-2出走や、平川真子起用を発表
AUTOSPORT web
EVとかガン無視だけど「これでいいんだ日産」! 北米のSEMAショーに出した4台の激熱カスタムに「売っちゃえ日産」!!
EVとかガン無視だけど「これでいいんだ日産」! 北米のSEMAショーに出した4台の激熱カスタムに「売っちゃえ日産」!!
WEB CARTOP
スタッドレスタイヤ装着するなら「アルミホイール」が最適! なぜ「スチールホイール」はNGなの? “鉄製”がオススメできない理由とは?
スタッドレスタイヤ装着するなら「アルミホイール」が最適! なぜ「スチールホイール」はNGなの? “鉄製”がオススメできない理由とは?
くるまのニュース
トヨタGRが2025年SF参戦体制発表。人材育成目的の新チーム、新外国人3名含む13台に
トヨタGRが2025年SF参戦体制発表。人材育成目的の新チーム、新外国人3名含む13台に
AUTOSPORT web
「F1表彰台」「インディ500を2度優勝」の佐藤琢磨の息子「凛太郎」のF4挑戦はいかに! 最速の遺伝子をもつルーキーの闘いを追った
「F1表彰台」「インディ500を2度優勝」の佐藤琢磨の息子「凛太郎」のF4挑戦はいかに! 最速の遺伝子をもつルーキーの闘いを追った
WEB CARTOP
パイオニア、ミラー型ドライブレコーダー「VREC-MS700D」を2025年1月発売
パイオニア、ミラー型ドライブレコーダー「VREC-MS700D」を2025年1月発売
日刊自動車新聞

みんなのコメント

2件
  • kmq********
    渋滞してる阪神高速だけは行きたくない
  • bad********
    素晴らしいご家族ですね。ずっと乗り続けていただきたいです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

145.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.8276.0万円

中古車を検索
カプチーノの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

145.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

39.8276.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村