「レンジローバー・スポーツ」2016年モデルを発表、新グレード「HST」を公開

ランドローバーは、「レンジローバー・スポーツ」2016年モデルを発表。ニューヨーク・オートショー2015で、新たに追加されるグレード「レンジローバー・スポーツHST」を世界初公開する。

「HST」は、従来比40PS増の最高出力380PSを発揮する、改良型3.0リッターV6スーパーチャージド・ガソリン・エンジンを搭載。また、独自のシャシー・セッティングにより、シャープなレスポンスを実現している。さらに、サスペンションを細部にわたって変更することで、ボディのロールを低減し敏捷性を向上。一方、改良型ブレーキに20インチのディスクを用いて走りの信頼性を高めている。

エクステリア・デザインはブラックをテーマとし、ステルスパックのライトを採用。ヘッドライトとテールランプには非反射の表面加工を施している。個性的な21インチのアロイホイールは、「HST」だけの特別なダークグレイのサテン仕上げで、赤いブレーキキャリパーを備えた改良版ブレーキを引き立てる。

「HST」に加え、実用性と魅力の強化に注力した「レンジローバー・スポーツ」2016年モデルも発表。SDV8ディーゼル・エンジンにスタート/ストップ技術を導入し、EURO6排出ガス規制の対象となる市場に投入する最新式のSDV6ハイブリッド・エンジンは、CO2排出量を169g/kmから164g/kmに低減させた。

また、新開発の「InControlTM Remote Premium」サービスは、車から離れた場所にいるオーナーが、ドアの施錠/開錠やアラームのリセットができたり、混雑した駐車場で自分の車を見つけやすくするために車のホーンを鳴らしたりライトを点滅させたりできるもの。ランドローバーのリアビューカメラとサラウンドカメラは、より鮮明な画像を映し出すよう改良されている。