Goodwood Revival 2019
グッドウッド リバイバル 2019
メルセデス・ベンツが変える「モーターショーのカタチ」フランクフルト・ショー 2019
1966年以前にタイムスリップ
年に一度開かれる「グッドウッド リバイバル」は、ヒストリックマシンの祭典だ。毎年9月の3日間、グッドウッド・サーキットは1966年以前にタイムスリップする。集まるのは1948~1966年に活躍したクルマやオートバイ。同サーキットがオープンし閉鎖するまでの間、そのコースを駆け回ったかもしれないマシンたちの里帰り。そんな風にもいえるかもしれない。
集まるマシンだけでなく、訪れる人々のドレスコードも“同時代的な”ものがふさわしいとされる。「Gentlemen are required to wear jackets with ties or cravats in the Paddock. Hats for both men and women are encouraged.(紳士の皆様方におかれましては、パドックではジャケットおよびタイ、もしくはクラバットをお召しください。男性、女性ともに帽子の着用をお奨めいたします)」。ジーンズやスウェットや短パンはお断り。バーバーやヘアサロンも用意される。
今年のグッドウッド リバイバルでは、ちょうどこの場所で70年前にグッドウッド・サーキットのレースに初参戦し、60年前に世界スポーツカー選手権の王冠を手に入れたアストンマーティンが特別な展示を行う。
1959年、混乱の末のチャンピオン獲得
世界スポーツカー選手権、1959年シーズン第4戦のル・マン24時間をワンツー・フィニッシュで終えたアストンマーティンは、トップのフェラーリとわずか2ポイント差で総合2位につけていた。最終戦の舞台はグッドウッド。彼らは前年、ここで1位を獲得していた。
合計3台のDBR1が最終戦のグッドウッドへ持ち込まれたが、災難に襲われる。ロイ・サルバドーリ/スターリング・モス組のマシンが給油中に引火。そのうえ50ガロンのガソリン入りドラム缶にも火が移ってしまった。混乱とともに、アストンマーティンの勝利も逃げてしまうかと思われた。
プライベーターで参戦していたグラハム・テイラーは自主的に棄権しようとチームメイトのヘンリー・テイラーに呼びかけ、自らのピットスペースをアストンマーティンのワークスチームに譲った。そして、走り続けることを選んだモスは、ジャック・フェアマン/キャロル・シェルビー組のマシンに合流。スタートから6時間後、DBR1は2位につけていたポルシェ718 RSKに1周の差をつけトップでゴール。結果、みごと同年のチャンピオンシップを勝ち取った。
その伝説の一戦から60年。アストンマーティンはかつてのモータースポーツのDNAを現代に繋げる一台、ヴァルキリーをグッドウッドに展示する。2019年7月のイギリスGP、シルバーストーン・サーキットで初めて走る姿を公に披露したばかりの次世代スーパーカーを見ることができる稀少な機会となる。
長年のパートナー、ザガートの100周年も祝福
また、約60年にわたってタッグを組んできたイタリアのデザインハウス、ザガートの100周年を記念する「DBZ センテナリー コレクション」のうちの一台も運び込む。継続生産モデルの「DB4 GT ザガート コンティニュエーション」と「DBS GT ザガート」を一対で販売する同コレクションは、19セットの限定。今回はDB4 GT ザガート コンティニュエーションが、最新のDBS スーパーレッジェーラ ヴォランテやヴァンテージ、DB11と隣り合うように展示される。
アストンマーティン伝統のウイング・エンブレムの製造を一任されているバーニンガムの老舗メーカー、Vaughtons社によるプレゼンテーションも実施する。オリンピックのメダルやジュエリーも手がける同社は、アストンマーティンのエンブレムを一手に手がけている。一枚の金属板がいかにして繊細なプレートへ形作られていくのか。その職人技を目の当たりにすることができる。
アストンマーティン・ラゴンダ社長兼グループCEOであるアンディ・パーマーは説明する。
「グッドウッド リバイバルの醸し出す雰囲気は特別です。我々は、アストンマーティンの106年におよぶ歴史を日々大変誇りに思っています。今年は、アストンマーティンにとって3つの記念を祝う特別な節目です。グッドウッドでの初レースから70年、世界スポーツカー選手権の勝利から60年、そしてザガートの100周年。このように重みのあるマイルストーンを称えることができるのは素晴らしい名誉に違いありません」
2019年のグッドウッド リバイバルは、9月13~15日に開催される。
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