現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 1番高いのは“800万円超え” 1度は憧れる!? ラグジュアリーな「快適高級ミニバン」 3選

ここから本文です

1番高いのは“800万円超え” 1度は憧れる!? ラグジュアリーな「快適高級ミニバン」 3選

掲載 14
1番高いのは“800万円超え” 1度は憧れる!? ラグジュアリーな「快適高級ミニバン」 3選

■贅沢な移動空間を提供する高級ミニバン

 現代の家庭やビジネスにおいて、クルマの選び方は単なる移動手段を超え、快適さや機能性、そしてスタイルが求められる時代となりました。
 
 特に、多人数の移動や荷物の運搬を必要とするシーンでは、ミニバンがその真価を発揮します。
 
 そこで今回は、贅沢な装備と洗練されたデザインを兼ね備えた国産高級ミニバンを3台紹介します。

【画像】超カッコいい! これが「高級ミニバン」です(50枚以上)

●トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」

 アルファードは、ラージサイズのフラッグシップミニバンで、初代は2002年5月に登場しました。

 当初は「アルファードG」と「アルファードV」の2モデルが設定されていましたが、Gがトヨペット店扱い、Vがビスタ店(のちにネッツ店に統合)扱いという差で、バッジが異なる程度の違いでした。

 2008年5月には、アルファードGが2代目アルファードに、アルファードVは独立し兄弟車の初代ヴェルファイアとして新たに販売されることになります。

 現行モデルとなる4代目アルファード及び、3代目ヴェルファイアは2023年6月にデビュー。

 アルファード/ヴェルファイアのボディサイズは全長4995mm×全幅1850mm×全高1935mm-1945mm、ホイールベースは3000mmと、従来よりも全長は60-45mm延長されたのに対し、全幅はそのまま維持され、全高は最大5mm低くなっています。

 アルファードのエクステリアは、「Forceful×IMPACT LUXURY」というキーワードをもとに、従来の堂々としたスタイリングを継承しつつ、さらに進化しています。

 一方でヴェルファイアのエクステリアは、従来の力強いスタイリングをさらに進化させ、特にワイド&ローが強調されるメッキを多用したフロントグリルや、2段式ヘッドライトが印象的です。

 アルファード/ヴェルファイアのインテリアは、インパネ中央に14インチの大型ディスプレイを配置するほか、高さがあるセンターコンソールや、ラウンドした形状のインパネのトリムにより、包まれ感のある前席を実現。

 また上級グレードの「エグゼクティブラウンジ」に設定される2列目の独立キャプテンシートはオットマン&アームレストにヒーターが設定されるなど、より快適な空間へと進化しました。

 パワートレインは、アルファードに2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジンと2.5リッター直列4気筒ガソリンエンジン+モーターのハイブリッドが設定され、駆動方式はガソリン車が2WDと4WD、ハイブリッド車が2WDとE-Fourをラインナップ。

 ヴェルファイアではアルファードと同じパワートレインのハイブリッドの他、2.4リッター直列4気筒ガソリンターボエンジンが設定され、駆動方式はガソリン車が2WDと4WD、ハイブリッド車が2WDとE-Fourから選択できます。

 価格(消費税込、以下同)は、アルファードが540万円から872万円、ヴェルファイアが655万円から892万円となっています。
 
●ホンダ「オデッセイ」

 1994年にデビューした初代オデッセイは、背の低いスタイリッシュなデザインやセダンのような走行性能などを採用したことで人気を博し、ミニバンブームの先駆けとなりました。

 2013年に登場した5代目は、車高を高めてスライドドアを備えたミニバンへと変更され、その後、2度のマイナーチェンジをおこなって進化し続けていました。

 しかし製造を担当していた狭山工場が閉鎖されたことに伴い、2021年12月末に生産が終了し、これまで続いてきたオデッセイの歴史に幕を下ろします。

 そして2023年12月、2年ぶりにオデッセイが復活。

 ホンダの中国合弁会社「広汽本田汽車」が中国で継続生産しているモデルを輸入し、国内で販売されるホンダ車として初の中国生産車となりました。

 また新たにオデッセイを国内へ再導入するに伴い、一部改良も実施されました。

 エクステリアは、フロントグリルの開口部上段を拡大し、水平基調の5本バーに突起状のデザインを組み合わせてワイド感と高級感を演出。

 インテリアは、2列目に4ウェイパワーシートを標準装備し、オットマンやリクライニング動作を電動化することで、きめ細かい調節が可能となっています。

 さらに、2列目シートヒーターや折りたたみ式センターテーブル、2列目専用の急速充電付きUSBチャージャーも装備されるなど、快適性の向上が図られました。

 パワートレインは、最高出力145ps・最大トルク175Nmを発揮する2リッター直4ガソリンエンジンに、最高出力184ps・最大トルク315Nmのモーターを搭載するハイブリッドとなり、これにトランスミッションはCVTが組み合わされます。 

 価格は480万400円から516万4500円です。

●日産「エルグランド」

 エルグランドは日産のフラッグシップミニバンで、初代は1997年5月に登場しました。

 高級感を前面に打ち出した堂々としたスタイリングや豪華な内装などで、デビュー早々に支持を集めました。

 現行モデルとなる3代目は、2010年8月にデビュー。

 歴代エルグランド同様の堂々としたスタイリングはそのままに、低重心の新プラットフォームにより優れた乗り心地と快適性、そして高い直進性や操縦安定性を確保しました。

 パワートレインは、最高出力170ps・最大トルク245Nmを発揮する2.5リッター直列4気筒エンジンと、最高出力280ps・最大トルク344Nmの高性能版、3.5リッターV型6気筒エンジンの2タイプを用意し、トランスミッションCVTで共通となっています。

 この2.5リッターと3.5リッターのエンジンラインナップは2024年現在も変更されず、継続採用されています。

 一方でこれまで、エルグランドの大きな特徴である堂々としたスタイリングに対しては、主にフロントマスクのデザインを大きく変更するマイナーチェンジを2014年1月と2020年10月に実施し、イメージチェンジを図りました。

 また2020年10月の改良時には、室内のセンターディスプレイも10インチに拡大したほか、先進運転支援機能についても多くの安全機能を標準装備化しています。

 そして2024年3月に実施された一部仕様変更では、インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知機能付)とディスプレイ付自動防眩式ルームミラーが全グレードに標準装備され、安全性をさらに高めました。

 価格は408万2100円から837万8700円です。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

新型フォルクスワーゲン・ティグアン発売。7年ぶり全面刷新、2Lディーゼルと1.5Lハイブリッドを展開
新型フォルクスワーゲン・ティグアン発売。7年ぶり全面刷新、2Lディーゼルと1.5Lハイブリッドを展開
AUTOSPORT web
【第2回】サイトウサトシのタイヤノハナシ:スタッドレスタイヤはなぜ効く?
【第2回】サイトウサトシのタイヤノハナシ:スタッドレスタイヤはなぜ効く?
AUTOCAR JAPAN
巨大GTウイングに赤黒の「トミカスカイライン」カラー! リバティウォークはトラック相手でも容赦なしの圧巻カスタム!!
巨大GTウイングに赤黒の「トミカスカイライン」カラー! リバティウォークはトラック相手でも容赦なしの圧巻カスタム!!
WEB CARTOP
ガスリー、ご近所さんになった角田裕毅とカラオケ熱唱「声枯れるほど歌った。楽しい夜だった」思い出アデルの曲も再び
ガスリー、ご近所さんになった角田裕毅とカラオケ熱唱「声枯れるほど歌った。楽しい夜だった」思い出アデルの曲も再び
motorsport.com 日本版
Jujuが人気ドライバー部門首位「暖かい声援が何よりも活力に」。2024年のSFgoアワードはTGMが“2冠”
Jujuが人気ドライバー部門首位「暖かい声援が何よりも活力に」。2024年のSFgoアワードはTGMが“2冠”
AUTOSPORT web
ラリーカーが空を飛ぶ! WRCラリージャパン堂々幕開け。Rally1ではM-スポーツ・フォードのフルモーSSS1最速。勝田貴元3番手
ラリーカーが空を飛ぶ! WRCラリージャパン堂々幕開け。Rally1ではM-スポーツ・フォードのフルモーSSS1最速。勝田貴元3番手
motorsport.com 日本版
60系『プリウス』のメーター手前を小物置きに、カーメイトが専用トレー発売
60系『プリウス』のメーター手前を小物置きに、カーメイトが専用トレー発売
レスポンス
新車採用が「義務化」! でも後退時「バックモニター」だけで動くのは「危険すぎ」!? “カメラ”に映らない「死角」がヤバかった
新車採用が「義務化」! でも後退時「バックモニター」だけで動くのは「危険すぎ」!? “カメラ”に映らない「死角」がヤバかった
くるまのニュース
レクサス新型「本格ラグジュアリーSUV」発表! “450馬力”超えの「3列シート」採用モデル登場! 超パワフルな「高性能ハイブリッド」初搭載した“新型LX”加国発売!
レクサス新型「本格ラグジュアリーSUV」発表! “450馬力”超えの「3列シート」採用モデル登場! 超パワフルな「高性能ハイブリッド」初搭載した“新型LX”加国発売!
くるまのニュース
“ツーリングもサーキットも楽しめる”スーパースポーツバイク! ヤマハ「YZF-R7 ABS」の2025年モデルは鮮烈なブルーとグレーが魅力です
“ツーリングもサーキットも楽しめる”スーパースポーツバイク! ヤマハ「YZF-R7 ABS」の2025年モデルは鮮烈なブルーとグレーが魅力です
VAGUE
いすゞ、新開発の2.2Lディーゼルエンジンを『D-MAX』と『MU-X』に搭載
いすゞ、新開発の2.2Lディーゼルエンジンを『D-MAX』と『MU-X』に搭載
レスポンス
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
motorsport.com 日本版
新型「“真っ黒”クロスオーバーSUV」発表! 初の「精悍ブラック仕様」&特別な“豪華内装”採用! 専用装備マシマシな「Cクラス オールテレイン」登場!
新型「“真っ黒”クロスオーバーSUV」発表! 初の「精悍ブラック仕様」&特別な“豪華内装”採用! 専用装備マシマシな「Cクラス オールテレイン」登場!
くるまのニュース
最新EVと環境への挑戦を体感! 第30回日本EVフェスティバル 11月23日
最新EVと環境への挑戦を体感! 第30回日本EVフェスティバル 11月23日
レスポンス
インフィニティ、フルサイズSUV『QX80』新型の購入者に新サービス…専任コーディネーターが対応
インフィニティ、フルサイズSUV『QX80』新型の購入者に新サービス…専任コーディネーターが対応
レスポンス
ホンダ「2列×6人乗り」小型ミニバンが凄い! まさかの「前席に3人並ぶ」斬新シート採用! 全長4.3mで「最高にちょうどいい」サイズの“エディックス”とは!
ホンダ「2列×6人乗り」小型ミニバンが凄い! まさかの「前席に3人並ぶ」斬新シート採用! 全長4.3mで「最高にちょうどいい」サイズの“エディックス”とは!
くるまのニュース
メルセデスAMG試乗付き宿泊プラン、1日1室限定…インターコンチネンタルホテル大阪
メルセデスAMG試乗付き宿泊プラン、1日1室限定…インターコンチネンタルホテル大阪
レスポンス
勝利をもたらす「招き猫」こと「BLUE LINK VICTORY CATS」の4名とは?「ANEST IWATA Racing with Arnage」をサポートするRAの素顔を一部ご紹介
勝利をもたらす「招き猫」こと「BLUE LINK VICTORY CATS」の4名とは?「ANEST IWATA Racing with Arnage」をサポートするRAの素顔を一部ご紹介
Auto Messe Web

みんなのコメント

14件
  • ********
    子持ちのおばさんは家計の財布を握っている。
    子持ちのおばさんはミニバンをこよなく愛している。
    子持ちのおばさんはドヤ顔でミニバンを運転する。
    そんな子持ちのおばさんが憧れる一台ったら、アンタ決まってんじゃないの、アルファードさ(笑)
  • ぺーぺー
    >そこで今回は、贅沢な装備と洗練されたデザインを兼ね備えた国産高級ミニバンを3台紹介します。

    オデッセイは中国産なんだが
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

540.0872.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.82199.0万円

中古車を検索
アルファードの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

540.0872.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.82199.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村