現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 最高出力680PS、最大トルク800Nm!V8ツインターボエンジンを搭載したアストンマーティンの次世代スポーツカー「DB12」

ここから本文です

最高出力680PS、最大トルク800Nm!V8ツインターボエンジンを搭載したアストンマーティンの次世代スポーツカー「DB12」

掲載 2
最高出力680PS、最大トルク800Nm!V8ツインターボエンジンを搭載したアストンマーティンの次世代スポーツカー「DB12」

アストンマーティンは、次世代スポーツカーとなる新型DB12を発表した。この新型は、スポーティなキャラクターとダイナミックな走行性能を大幅に進化させ、伝説的なDBの血統を受け継ぎながら、独自の新しいカテゴリーを定義。スリリングなドライビング体験、卓越した洗練性、最先端のテクノロジー、最高レベルのラグジュアリーを組み合わせたDB12は、グランツーリスモのあるべき姿を再定義する。

DB12は、新たな方向性を目指している。このモデルは、アストンマーティン史上、もっとも完成度が高く、もっとも洗練されたDBモデルとなる。あらゆる車を知り尽くした熟練ドライバーを満足させるパフォーマンスとハンドリング。細部にわたり磨き上げたシャシーは、クラス最高の680PS/800Nmを発揮するV8ツインターボ・パワートレインと完璧に調和。その結果、本物だけが持つ能力と情熱に裏打ちされた、比類なきドライブ体験を提供するアストンマーティンが誕生した。

ダイハツの新型「ムーヴ キャンバス」が月販目標の4倍となる約2万6000台の予約を受注

パフォーマンスとエモーショナルな走りを最大化するように設計されたDB12の開発では、総合的なアプローチが採用された。ここでは、剛性の大幅な強化から始まり、アストンマーティンの仕様に合わせて開発された専用のミシュラン Pilot Sport 5s タイヤへと至る。車両のコントロールと路面とのコンタクトは、最新のアダプティブダンパーを備えたまったく新しいサスペンション・システムのサポートを受けながら、極めて正確かつダイレクトなエレクトロニック・パワーアシスト・ステアリング(EPAS)システムとエレクトロニック・リア・ディファレンシャル(E-Diff)によってさらに強化されている。このE-Diffは、俊敏性を高め、ダイナミックな走りを実現。

6軸慣性測定システムを使用してグリップを予測する最先端のエレクトロニック・スタビリティ・コントロール(ESC)システムを搭載したDB12には、5つのドライブモードが設定され、走行特性を自在に変化させることができる。これにより、ドライバーは、高い安全性を確保しながら、自信を持ってグリップとトラクションの限界を探ることが可能になる。新しいダイナミクスの設定に関して、これほど完成度を極めたアストンマーティンの量産モデルはかつて存在しなかった。

DB12は、創立110周年と輝かしいDBモデル誕生75周年という、2つの重要な節目の年に発表された。創設者のライオネル・マーティン氏とロバート・バンフォード氏がパートナーを組んでアストンマーティンを設立し、その後1世紀以上にわたる自動車への情熱、英国における最先端のイノベーション、そしてレースでの栄光の歴史の扉が開いた。

アストンマーティンは、2023年のフォーミュラ1シーズンの複数のレースで表彰台を獲得し、110年の歴史の中でもっともダイナミックな時代を迎えている。世界のモータースポーツの頂点で戦うことは、ブランドおよび製品戦略の重要な柱となっている。

DB12は、アストンマーティンの次世代スポーツカーを先導するモデルとして、ハイパフォーマンスとウルトラ・ラグジュアリーという2つの絶対的な価値観を提供。これは、新しい時代の到来を告げるものとなる。アストンマーティンのすべてのモデルは、驚異的なパフォーマンスとダイナミクス、高度なテクノロジーを巧みに融合し、ブランドが長年にわたって名声を博してきた気品溢れるスタイルと卓越したクラフトマンシップを特徴としている。

クラスをリードするパワートレインによる新たな一体感

DB12は、4.0リッター・ツインターボV8エンジンによるクラス最高の性能を備え、0-60mph(約0-96km/h)加速はわずか3.5秒(0-100km/h3.6秒)、最高速度は325km/hに達する。ハンドビルドされたこの特別なエンジンは、アストンマーティン・エンジニアによってファインチューンが施され、クラス最高の680PS/6,000rpmの最高出力、従来のDB11と比較して34%増加した800Nm/2,750-6,000rpmの最大トルクを発生する。

史上もっともシャープなDB

エンジンパワーは、8速オートマチック・トランスミッションと、アストンマーティンDBモデルでは初めて採用されたエレクトロニック・リア・ディファレンシャル(E-Diff)を介して路面へと伝達される。このディファレンシャルは、車のエレクトロニック・スタビリティ・コントロール(ESC)システムと連動して作動。従来のリミテッド・スリップ・ディファレンシャルとは異なり、数ミリ秒以内に全開からフルロックまで変化させることが可能で、ドライバーに最大限のレスポンスを提供し、より正確で一貫したハンドリングを実現する。

思いのままにコントロールできる直感的なテクノロジー

DB12は、ドライバーに完璧なダイナミックサポートを提供するように設計されており、業界をリードするエレクトロニック・スタビリティ・プログラム(ESP)システムを搭載している。このシステムには、センターコンソールのESPボタンで選択可能な、4つの事前定義されたESPモード(ウェット、オン、トラック、オフ)が用意されている。それぞれがシームレスに統合されており、突然のシステム介入を回避して、段階的な制御を実現している。

大胆なエクステリアデザイン

DB12の大胆で主張のあるエクステリアデザインは、力強さとそのポテンシャルを完璧に表現している。アストンマーティンならではの完璧なスタイル、75年にわたるDBの伝統、世界初のスーパーツアラーにふさわしいセグメントを定義するプロポーションを統合したこのモデルは、自信に溢れた存在感、鍛え抜かれたアスリートのような造形、アグレッシブなディテール、比類なきエレガンスで、人々の注目を集めることだろう。



繊細なクラフトマンシップとテクノロジー

完全に新しいウルトラ・ラグジュアリーなインテリアを特徴とするDB12は、現代的かつ豪華な空間で乗員を満足させ、アストンマーティンの次世代オーダーメイド・インフォテインメント・システムと最先端のコネクテッド・テクノロジーを強化すると同時に、新しいパートナーである「Bowers & Wilkins」(バウワーズ&ウィルキンス)による素晴らしいサラウンド・サウンドシステムで至高のオーディオ体験を提供する。



DB12の最初のデリバリーは2023年第3四半期に開始される予定となっている。大胆なスタイルを備えたDB12は、独自の新しいカテゴリーを定義し、パフォーマンス、エキサイティングなドライビング、ウルトラ・ラグジュアリーとスタイルの新たなベンチマークを設定。これは単なるGTではなく世界初のスーパーツアラーである。

■アストンマーティン・グループ最高技術責任者のロベルト・フェデリ氏のコメント

「DB12には、アストンマーティンの主張が込められています。このモデルは、パフォーマンス、ダイナミクス、エンジニアリング、テクノロジーのリーダーとしてのアストンマーティンの立場を主張します。私たちは、あらゆる側面でクラス最高を目指しました。その結果、ライバルよりも優れたパワーとパフォーマンスを実現することに成功しました。このニューモデルは、卓越したハンドリングとエキサイティングなサウンドを組み合わせた、情熱的で真にスポーティな車です。重要なのは、その幅広い機能により、洗練性、快適性、高級感を損なうことなく、これを達成できたことです。業界をリードするダイナミック・コントロールおよびインフォテインメント・システムを採用したDB12は、アストンマーティン史上もっともエキサイティングな新時代の幕開けを告げます」

■アストンマーティン最高経営責任者(CEO)のアメデオ・フェリーサ氏のコメント

「アストンマーティンのように長い歴史を備えたブランドは、過去を尊重することが重要です。しかし、それは過去を振り返ることではなく、110年前に創業者を突き動かした同じエネルギーと情熱を持って前進することを意味しています。新たなDB12によって、私たちはDBモデルラインナップを再び活性化し、アストンマーティンが真に卓越したパフォーマンスのスポーツカー・メーカーであることを再確認することができます。DB12は、クラスをリードするパフォーマンスと卓越したシャシー・ダイナミクスを、最先端のテクノロジー、完璧なクラフトマンシップ、完璧なデザインと組み合わせることで、アストンマーティンを新時代へと導きます」

関連情報:https://www.astonmartin.com

構成/土屋嘉久

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
破格の約90万円!! ダイハツ・[コペン]は今こそ買い時でしょ!
ベストカーWeb
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
[BEV]計画着々と進行中!? トヨタが福岡県に[BEV]電池工場を新設
ベストカーWeb
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
アストンマーティン・ヴァルキリーのデビュー戦とふたりのドライバーが決定。IMSAはデイトナを欠場へ
AUTOSPORT web
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
モリゾウがトヨタを激励。豊田スタジアム新コースでの“人力パワー”に観客から拍手/WRC写真日記
AUTOSPORT web
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
「エニカ(Anyca)」サービス終了…カーシェアはどこへ向かうのか?
ベストカーWeb
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
オジエが豊田スタジアムステージの苦手意識を明かす「僕たちはいつも遅い」/ラリージャパン デイ1コメント
AUTOSPORT web
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
ベストカーWeb
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
ラリージャパン2024が開幕。勝田貴元が新レイアウトのスタジアムステージで3番手発進/WRC日本
AUTOSPORT web
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
N-VANより安い200万円以下!? スズキ新型[エブリイ]は配達業を助ける!! 航続距離200kmのBEVに生まれ変わる
ベストカーWeb
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
実録・BYDの新型EV「シール」で1000キロ走破チャレンジ…RWDの走行距離はカタログ値の87.9%という好成績を達成しました!
Auto Messe Web
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
8年目の小さな「成功作」 アウディQ2へ試乗 ブランドらしい実力派 落ち着いた操縦性
AUTOCAR JAPAN
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
RSCフルタイム引退のウインターボトム、2025年は古巣に復帰しウォーターズの耐久ペアに就任
AUTOSPORT web
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN

みんなのコメント

2件
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2695.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1880.03258.0万円

中古車を検索
GTの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2695.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

1880.03258.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村