新型SUV「ウルス」で、販売台数2倍へ
ランボルギーニにとって、2018年は第3のモデルとなるスーパーSUV「ウルス」の発売により、多くの成功を成し遂げた記念すべき年となった。新しい時代を切り開いたウルスの受注は、予想を大幅に上回る勢いだという。
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そんな素晴らしい1年を締めくくる「ランボルギーニ・クリスマスドライブ」が、12月13日と14日に開催された。750kmにおよぶツーリングは、運転の楽しみとSUVのスポーティな感触を味わえる冬の山道が舞台。ウルス、そしてその前身となったLM002が白銀の世界を駆け巡った。
ツアーの一行は、ランボルギーニとの親交が深く、サンタアガタにクリスマスツリーを毎年送り届けてくれるブルニコ市を訪問。明るく飾り付けられたショーウィンドウやクリスマスの出店が、魔法のように街を彩った。特別な飾りつけをした店も多く、中には今回訪問した2台のビスケットを焼き上げるという粋な計らいも。
続いて真っ青な空と零下の気温の中で向かったのはブライエス湖。この時期には完全に氷結し、真っ白な雪で覆われる湖面は、雪中走行を試すのに絶好の状態であった。
ウルスは、ランボルギーニが生産拠点を倍に広げるきっかけとなったモデル。8万平方メートルだった敷地面積は、たった1年で16万平方メートルに拡張。500人の新規雇用を生み出した。販売台数も、発売前に比べて2019年には2倍になると予想されている。
フルレストアのLM002
旅をともに走り抜いた黒のLM002は、シャシーナンバー12231。1990年に製造され、モンテカルロ在住のオリジナル・オーナーに向けて、フランス・ニースのディーラー「メディテラニア」に出荷された1台だ。
その後、アウトモビリ・ランボルギーニが買い戻し、ポロストリコによる完全なレストアを実施。2016年に開始されたレストア作業は、ボディワークとインテリア、さらには各機構のオーバーホールを行った後、2017年に完了している。
なお新型SUVのウルスは4ℓ V8ツインターボ・エンジン(最高出力650ps、最大トルク86.7kg-m)を搭載。0-100km/h加速は3.6秒で、305km/hの最高速度を誇る。
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