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クルマより知名度があるって本末転倒! 自動車界を盛り上げた「ゆるキャラ」4選

掲載 更新 11
クルマより知名度があるって本末転倒! 自動車界を盛り上げた「ゆるキャラ」4選

 この記事をまとめると

■ゆるキャラの歴史は長く1970年にはすでに存在していた

マックのCMで「キムタク」が乗ってる旧車がカッコいいと話題! いったい何の車種?

■クルマの消滅ともに姿を消したキャラクターも多い

■人気が出過ぎてグッズ化されたり、そのままメーカーの看板になったキャラもいる

 個性豊かなキャラクターがクルマの魅力を思う存分に伝えた

 いまや各地方自治体ごとに1種類以上存在しているといっても過言ではない”ゆるキャラ”たち。いまでは公認、非公認も合わせると1000体を超えるゆるキャラが存在しているようで、まさに群雄割拠の時代と言えるだろう。

 そんなゆるキャラだが、じつはクルマの世界にも存在しており、CMやカタログに登場するだけでなく、ノベルティグッズなども多くリリースされた人気キャラクターも存在している。今回はそんなクルマ系ゆるキャラをピックアップしたい。

 1)サニーちゃん

 日産の大衆車として長きにわたってボトムラインを担ってきたサニー。そんなサニーにもマスコットキャラクターが存在していた。それがその名もズバリ、サニーちゃんである。

 1970年に登場した2代目サニーの途中から使用されるようになり、日産ヘリテージコレクションに収蔵されている2代目サニーのレーシングカーのリヤフェンダーパネルにステッカーが貼られていることが確認できる。

 このサニーちゃんは1980年代初頭くらいまで使用されていたようだが、その後フェードアウト。90年代に「サニーくん」と名前とデザインを若干改めて再登場したが、再び姿を消してしまった。

 2)カクカクシカジカ

 2008年に登場したトールワゴン、ムーヴの派生車であるムーヴコンテのCMキャラクターとして登場したのがカクカクシカジカだ。

 話を省略した際に代用として使われる「かくかくしかじか」が語源となっているが、ムーヴに対して角ばったボディスタイルを持っていたムーヴコンテを表すキャラクターとして登場しており、後半の「しかじか」から鹿を模したキャラクターデザインとなっている。

 元々はムーヴコンテのキャラクターではあったが、人気が出たためにムーヴコンテ販売終了後もダイハツの企業CMなどに度々登場しており、ムーヴコンテのキャラクターからダイハツのキャラクターに格上げされたと言っても過言ではない。

 クルマのマスコットキャラが絵本やグッズにまで展開された

 3)イプー

 初代オデッセイが先陣を切った背の高くない3列シートミニバンブームに乗る形で1996年に登場したトヨタ イプサム。このマスコットキャラクターとして登場したのがイプーである。

 イプーは黄色い身体を持ち、ウサギのような長い耳とまんまるの鼻を持つ不思議なキャラクター。CMで人気に火が付いたイプーは、数多くのノベルティグッズが作られたほか、絵本なども複数冊リリースされていた。モデル途中でイプーの対となるキャラクターとして男の子のサムーが登場しているが、こちらはそこまで話題となることなく、2代目へフルモデルチェンジを実施した際に共に消滅。

 2代目モデルは「ミニバン・トゥモロー」をコピーに名犬トゥモローという犬が登場していたが、こちらはそこまで話題になることもなかったようだ。

 4)低燃費少女ハイジ

 初代日産ノートの後期型、2009年春ごろからCMなどに登場していたのが低燃費少女ハイジだ。その名の通り、アルプスの少女ハイジが元ネタとなっており(許諾済)、各キャラクターの配役なども共通しているが、基本はハイジが「低燃費ってなあに?」と聞きまくるシュールな映像作品となっていた。

 キャラクターデザインはそれ以前にノートのCMで使用されていた「The World of GOLDEN EGGS」と共通であり、声優は友近と次長課長の河本準一の2名が担当(ナレーターは原作と同一人物)。アドリブ豊富で関西弁交じりのアテレコも話題となっていた。

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みんなのコメント

11件
  • 1984年頃のCM、エリマキトカゲのほうがすっかり有名になってしまい、三菱ミラージュの影が薄くなってしまったのはかわいそうだったな。
  • やっぱカクカクシカジカは圧倒的だなぁ

    コンテだけで終わらしたのはもったいない
    ダイハツとしてのキャラにした方がよかった
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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