アルファロメオは5月7日、スポーツセダン「ジュリア」とSUV「ステルヴィオ」に設定される高性能モデル「ジュリア/ステルヴィオ クアドリフォリオ」の2020年モデルを本国で発表した。コロナ危機のピークを過ぎたイタリア。ロックダウンの段階的な解除により製造業が再開するなか、FCAはオンラインで2モデルのローンチを行った。
2020年モデルでは、高出力のパワートレインはそのままにデザインの一部変更を行ったほか、インフォテインメントシステムのバージョンアップ、および運転支援システムを充実させた。
デザイン面では、ダークタイプのLEDリアコンビネーションランプを採用し、ステルヴィオ クアドリフォリオにはさらに専用の21インチアルミホイールを用意した。
またボディカラーには、アルファロメオの過去の名車に紐づく「レッド 6Cヴィラデステ」、「オーカーJTジュニア」(黄土色)、「モントリアル グリーン」(写真)の3色が設定された。
内装はセンターコンソールが刷新され、使い勝手と見た目の向上が図られている。またステアリングホイールや革巻きのシフトノブも新しくなり、シートベルトはレッド、グリーン、ブラックから選択可能に。また、シートはオプションでパフォーレテッドレザーを表皮に用いたパワーシートが用意される。
機能面では、ステアリング制御機能を備えたアドバンスト ドライバー アシスト システム(ADAS)が採用されるのが新しい。これは一定の環境下においてブレーキ、アクセルに加え、ステアリング制御を行うもので、いわゆる運転支援装置の「レベル2」に相当するもの。システムはアルファロメオとボッシュが共同で開発した。長距離走行時のドライバーの負荷軽減に役立ちそうだ。
またインフォテインメントシステムは、8.8インチスクリーンに“パフォーマンスページ”というスポーツ走行モードを映し出すことができ、各メカニカルコンポーネントの温度やトルク伝達状況、ターボのブースト圧、パワーなどリアルタイムで表示することができる。
最高出力510hpを生み出すスペックそのものに変化はないが、様々な改良により進化を遂げたジュリア/ステルヴィオ クアドリフォリオ。スポーツモデルをこよなく愛するファンにとって、さらに魅力が増したといえそうだ。
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