F1第15戦シンガポールGPのフリー走行1回目が行われ、レッドブルのダニエル・リカルドがトップタイムをマークした。
昨年よりもコース距離が2m短くなったこのマリーナ・ベイ・ストリート・サーキット。気温32度、路面温度45度というまだ日差しの降り注ぐ中でのセッションスタートとなった。
開始とともに数台のマシンがコースへ出て行った。ザウバー、フェラーリ、レーシングポイント・フォースインディア、ウイリアムズなど複数のマシンがフロービズを塗ってマシン周りの気流を確認。またコースイン直後のランス・ストロール(ウイリアムズ)がターン2入り口からターン3にかけての区間でスピンを喫したが、すぐにコースへ復帰した。
フェラーリ勢は序盤からハイパーソフトタイヤを投入したものの、メルセデス勢はウルトラソフトタイヤ、レッドブル勢はソフトタイヤと、この時点ではトップ3チームを含むコース上に出ている各チームのタイヤは様々だった。
開始から20分を前に、バルテリ・ボッタス(メルセデス)が1分42秒474というタイムを記録し、昨年のFP1のトップタイムを上回った。ボッタスはターン1を抜けた先でスピンするシーンも見られたが、そのまま走行を続けていた。
その後ルイス・ハミルトン(メルセデス)が1分42秒072をマークし、トップに立った。フリー走行用のタイヤを返却するセッション開始から40分となる頃には、ダニエル・リカルド(レッドブル)が1分41秒814をマークし、早くも昨年のFP3のトップタイムを上回った。レッドブル、メルセデス勢に続いてこの時点ではセルジオ・ペレス(レーシングポイント・フォースインディア)、ニコ・ヒュルケンベルグ(ルノー)らがつけていた。
セッションの折り返しを過ぎると、ソフトタイヤに履き替えたボッタスが再びトップに立った。ボッタスは自身のマークしたタイムをさらに縮めるも、その直後にハミルトンが1分41秒232を記録してトップに浮上。ただハミルトンのマシンは底打ちしており、左周りのコーナーで苦戦していた。
すると今度はキミ・ライコネンが1分40秒486、セバスチャン・ベッテルが1分39秒997と昨年の予選タイムに匹敵する速さを見せた。後方ではニコ・ヒュルケンベルグ、カルロス・サインツJr.というルノー勢もタイムを上げ、サインツJr.がメルセデスの間に割って入る1分41秒329を刻んだ。同じルノー製パワーユニットを使用するレッドブルのマックス・フェルスタッペンやダニエル・リカルドも、後半に入るとタイムを伸ばしており、ハイパーソフトを履いたリカルドがベッテルを上回る1分39秒711を計測した。
残り時間20分を切る頃には、再度各車がコースへ出て行きロングランを実施。だが残り時間3分となる前に、シャルル・ルクレール(ザウバー)がターン12で右フロントタイヤをウォールに接触させてしまった。幸いにもルクレールはそのまま先のターン13のエスケープゾーンに入ることができたため、コース上はすぐにグリーンになった。
結局トップはリカルドで、フェルスタッペンが2番手と、レッドブルが1-2を独占して発進。ベッテル、ライコネンとフェラーリの2台が続いた。5番手にヒュルケンベルグ、7番手にサインツJr.とルノー勢が初日から速さを示した。メルセデス勢はハミルトンが6番手、ボッタスが8番手だが、彼らのタイムはいずれもソフトタイヤで記録したものだった。9番手にルクレール、10番手にはロマン・グロージャン(ハース)というトップ10となった。トロロッソ・ホンダはピエール・ガスリーが16番手、ブレンドン・ハートレーが17番手となっている。
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