受注残解消に目処 納車待ち3~6か月以内に
ホンダは、英国向けのシビックの販売を間もなく再開する。
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昨年英国で発売されたホンダ・シビックは、全体的に高く評価されて人気を集め、需要が供給を上回る形となった。そして、納車待ち期間が6か月を超えたため、ホンダは一時的に販売を停止していた。
現在、ホンダUKの乗用車部門責任者であるレベッカ・アダムソン氏は、AUTOCARに対し、シビックの受注を再開できる状態にあることを明らかにした。
「数週間後には、英国でシビックの受注を再開する予定です。供給は安定していませんでしたが、必ず英国に戻ってきます」とアダムソン氏。
「シビックはまだ生産中であり、受注残に対応していますが、わたし達が避けたかったのは、この膨大な(納車待ち)状態になることです。ホンダは、どのモデルでも、どの時期でも、3か月から6か月のリードタイムを約束しました。わたしとしては、3か月が妥当だと考えています」
「受注が停止されたのは、ホンダが生産を中止したからではありません。制御不能になるのを避けたかったからです」
アダムソン氏は、リードタイムを維持することで、ホンダUKが顧客の期待に応えることができると説明する。
以前、ホンダの欧州担当副社長であるトム・ガードナー氏は、「シビックの納車待ち期間は正直言って許容範囲外なので、その改善に取り組んでいる」と述べていた。
ホンダは欧州において、販売台数主導から利益重視のビジネスモデルに移行しているが、シビックの供給数を確保することが現在の受注残を減らす鍵になる。ガードナー氏は、これがホンダの全体戦略に影響を及ぼすことはないと明言した。
同氏は「現在、ホンダは非常に多くのオーダーをいただいており、それをお客様にとって許容できる納車待ち期間にまで引き下げようとしています。しかし、ホンダは数量で動くのではなく、提供したい顧客満足度によって動いているのです」と語っている。
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シェア1%以下であることは変わらない。