アストンマーティンF1チームは、F1のトップグループへと浮上するという目標の下、技術部門の強化を目指すなかで、アルファロメオでチーフデザイナーを務めたルカ・フルバットをチームの新エンジニアリングディレクターとして迎えることを発表した。これに伴い、テクニカルディレクターのアンドリュー・グリーンはチーフテクニカルオフィサーに即時就任する。
フルバットは、グリーンの直属になり、2022年シーズン前に、シルバーストンのファクトリーで仕事を始める予定だということだ。
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フルバットは1990年代にB・A・RのパフォーマンスエンジニアとしてF1でのキャリアを始めた。マクラーレンで10年間勤務した後、2011年にトロロッソに移籍し、3年間所属。その後はマノーにチーフデザイナーとして加入。2017年6月にはザウバー・モータースポーツに移籍し、アルファロメオでチーフデザイナーを務めた。
アストンマーティンは、6月17日に行った発表において、「チームは技術部門の強化を続けているなかで、フルバットを採用、今後も重要な人材を新たに加えていく」と述べている。
「技術チームの強化を続けているいま、ルカ・フルバットがアストンマーティン・コグニザントF1チームに加わるという決断を下してくれたことに非常に興奮している」とチーム代表のオットマー・サフナウアーは語った。
「我々の既存のエンジニアリンググループと仕事をするなかで、彼は重要な視点と知識をもたらし、短期および中期的な我々のアプローチを形作る手助けをしてくれるだろう」
「彼の就任と同時に、アンドリュー・グリーンが、社における中長期的な技術戦略にグローバルな視点をもたらす新たな役割へと昇進する」
フルバットは、「エンジニアリングディレクターとしてアストンマーティンに加入することは、とてもエキサイティングだ」とコメントした。
「このプロジェクトには成功するための材料がすべて揃っている。献身的なリーダーシップ、才能あるスタッフ、そしてリソースへの新たな投資だ」
「このチームをF1のトップに据えるために自分の役割を果たすことを楽しみにしている」
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