現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 【EV版7シリーズ】BMW「i7」を初撮影 ラグジュアリーな電気自動車、2022年欧州発表か ベンツEQSに対抗

ここから本文です

【EV版7シリーズ】BMW「i7」を初撮影 ラグジュアリーな電気自動車、2022年欧州発表か ベンツEQSに対抗

掲載 更新
【EV版7シリーズ】BMW「i7」を初撮影 ラグジュアリーな電気自動車、2022年欧州発表か ベンツEQSに対抗

新型100%電気自動車「i7」

text:Felix Page(フェリックス・ペイジ)

【画像】BMW i7、BMW7シリーズ、ジャガーXJ、ベンツEQS、テスラ・モデルS【ライバル比較】 全96枚

独BMWは、次期ジャガーXJ、メルセデス・ベンツEQSといった電動ラグジュアリーセダンに対抗する、新型「i7」のテストを開始した。

次世代型7シリーズのガソリン、ディーゼル、ハイブリッド仕様とともに発表される見込みのi7には、フレキシブルなプラットフォーム「CLAR」が採用される。

また、新しいSUV「iX3」に使われる、さまざまな電動パワートレインを搭載する可能性がある。

iX3には、BMWの第5世代eドライブシステムを搭載する。容量80kWhのリチウムイオン・バッテリーからパワーを得るモーターは、iX3ではリアにマウント。シングルスピード・ギアボックスを介してリアアクスルを駆動し、WLTP基準で459kmの航続距離を提供する。

今回撮影されたi7は、上級モデルとなるためパフォーマンスに重点がおかれる。ジャガー/メルセデスなどのライバルに並ぶため、640km近い航続距離とハイパワーを発揮するモデルとなる可能性が高い。

BMWは最近、電動7シリーズが「最も強力なトップモデル」となると述べており、610psのV12エンジンを積む「760Li」に迫る、高出力モデルとして提供される可能性がある。

画像からは、電動SUV「iネクスト」と同様のレイアウトを採用したインテリアも確認できる。ダッシュボード中央のインフォテインメント・ディスプレイと、カーブしたデジタルメータークラスターが特徴的だ。

ただし、このプロトタイプには、大型モデルに見られるポリゴナル(多角形)ステアリングホイールは備えていないようだ。

7シリーズらいしいプロポーション

またi7は、iネクストと同様の自動運転機能の搭載が予想されているが、ドライバーが運転タスクを行う必要のない、最初のBMWモデルとして紹介されている。

このプロトタイプには、しっかりとしたカモフラージュが施されているが、第7世代の7シリーズのスタイリングを確認することができる。

「強いキャラクターと大胆なデザイン」が求められているとBMWの製品責任者ピーター・ヘンリッヒは話すが、あの大型のキドニーグリルは電動モデルでは慣例的に採用されない。

それでも、長いホイールベース、拡張されたフロントとリアのオーバーハング、低い車高など、7シリーズらいしいプロポーションを備えている。

なおi7は、BMWが2021年までに全モデルの4分の1、2025年までに3分の1、2030年までに2分の1を電動化するという戦略の一部となっている。

こんな記事も読まれています

[300馬力超]爆速の軽自動車が誕生!! マツダの軽「シャンテ」にロータリー搭載が最高だった
[300馬力超]爆速の軽自動車が誕生!! マツダの軽「シャンテ」にロータリー搭載が最高だった
ベストカーWeb
2024年F1第6戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
2024年F1第6戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(2)
AUTOSPORT web
2024年F1第6戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
2024年F1第6戦マイアミGP予選トップ10ドライバーコメント(1)
AUTOSPORT web
イケイケなフィアット「パンダ」も大雨には勝てず…イタリアの最新道路事情を私的にレポートします【みどり独乙通信】
イケイケなフィアット「パンダ」も大雨には勝てず…イタリアの最新道路事情を私的にレポートします【みどり独乙通信】
Auto Messe Web
佐藤凛太郎インタビュー:「父と同じ道を進みたい」琢磨の息子がPONOS RACINGからFIA-F4デビュー
佐藤凛太郎インタビュー:「父と同じ道を進みたい」琢磨の息子がPONOS RACINGからFIA-F4デビュー
AUTOSPORT web
小さな「万能SUV」がマイチェン 熟成のフォルクスワーゲンTクロスへ試乗 95psでも魅力的
小さな「万能SUV」がマイチェン 熟成のフォルクスワーゲンTクロスへ試乗 95psでも魅力的
AUTOCAR JAPAN
なぜホンダ「N-BOX」が日本一売れているクルマなのか? Z世代が試乗してわかった軽の枠を超えた快適性と便利さとは
なぜホンダ「N-BOX」が日本一売れているクルマなのか? Z世代が試乗してわかった軽の枠を超えた快適性と便利さとは
Auto Messe Web
アロンソのペナルティに関する再審査請求をスチュワードが却下。アストンマーティンF1の新証拠には重要性が認められず
アロンソのペナルティに関する再審査請求をスチュワードが却下。アストンマーティンF1の新証拠には重要性が認められず
AUTOSPORT web
6.5リッターV12搭載のフェラーリ新型モデル『12チリンドリ』登場。スパイダーも同時デビュー
6.5リッターV12搭載のフェラーリ新型モデル『12チリンドリ』登場。スパイダーも同時デビュー
AUTOSPORT web
ベースは極上2002 クーペ BMWガルミッシュ(2) 現代のカロッツエリアが見事に再現
ベースは極上2002 クーペ BMWガルミッシュ(2) 現代のカロッツエリアが見事に再現
AUTOCAR JAPAN
BMWガルミッシュ(1) 巨匠ガンディーニによる先取り3シリーズ 同意を得ず「密かに」製作!
BMWガルミッシュ(1) 巨匠ガンディーニによる先取り3シリーズ 同意を得ず「密かに」製作!
AUTOCAR JAPAN
充電環境もプレミアムブランドにふさわしく
充電環境もプレミアムブランドにふさわしく
グーネット
ルクレール予選2番手「マシンは良い状態で、大きな修正は必要なかった。明日は優勝を狙う」フェラーリ/F1第6戦
ルクレール予選2番手「マシンは良い状態で、大きな修正は必要なかった。明日は優勝を狙う」フェラーリ/F1第6戦
AUTOSPORT web
GW明けだけど渋滞あり! 中央道の東京区間で交通規制 NEXCO中日本が迂回呼び掛け
GW明けだけど渋滞あり! 中央道の東京区間で交通規制 NEXCO中日本が迂回呼び掛け
乗りものニュース
「信号待ち」はフットブレーキを踏む? それともギアを「Pレンジ」に入れる? どっちがクルマに優しく安全なのか
「信号待ち」はフットブレーキを踏む? それともギアを「Pレンジ」に入れる? どっちがクルマに優しく安全なのか
くるまのニュース
プラモ作りにデコチャリからデコトラ運転手という王道コース! 一時落ち着くもSNSを通じてデコトラ熱が再燃したアラフィフの日常
プラモ作りにデコチャリからデコトラ運転手という王道コース! 一時落ち着くもSNSを通じてデコトラ熱が再燃したアラフィフの日常
WEB CARTOP
“63”だからこそ得られる快感──新型メルセデスAMG GLE63 S 4MATIC+クーペ試乗記
“63”だからこそ得られる快感──新型メルセデスAMG GLE63 S 4MATIC+クーペ試乗記
GQ JAPAN
MotoGPの新レギュレーションが発表。2027年からエンジンが850cc化、エアロダイナミクスも規制強化
MotoGPの新レギュレーションが発表。2027年からエンジンが850cc化、エアロダイナミクスも規制強化
motorsport.com 日本版

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村