2022年のスーパーフォーミュラは、残すところ2大会4レース。今週末はモビリティリゾートもてぎで第7戦・第8戦が開催されるが、今大会はタイトル争いにおける非常に重要な局面となっている。
現在は昨年のチャンピオンである野尻智紀(TEAM MUGEN)が93ポイントで選手権トップに立っており、2番手の平川亮(carenex TEAM IMPUL/64ポイント)、3番手のサッシャ・フェネストラズ(KONDO RACING/57ポイント)に対して大きなリードを築いている。今大会の結果次第では、鈴鹿での最終2レースを待たずして野尻がタイトルを決める可能性があるが、逆に平川やフェネストラズが大量得点で一気に劣勢をひっくり返す可能性もある……そんな“天王山”とも言える週末だ。
■大逆転狙うフェネストラズはトラブルで初日つまずく。もてぎ2連戦の展望は未知数に|SFタイトル天王山・上位3人の声
motorsport.comは19日(金)の専有走行を終えた野尻、平川、フェネストラズの3者にタイトル争いへの意気込みを聞いた。本稿では平川のコメントを紹介する。
開幕4戦は野尻と互角の戦いを繰り広げながらも、第5戦SUGOは予選Q1敗退が響き7位まで追い上げるのが精一杯、第6戦富士はスタート直後の混乱に巻き込まれてリタイア。野尻との差が29ポイントに広がってしまった平川だが、第7戦・第8戦の舞台は自身が得意とするもてぎだ。
走行初日の19日(金)に行なわれた専有走行でも、平川は序盤からタイムシートの上位に名を連ね、最終的にも3番手につけてみせた。今季はレース巧者ぶりを見せながらも、予選で上位に食い込めないことがタイトル争いでのネックとなっている感のある平川だが、今回はこれまでにない手応えがあるようだ。
「(専有走行では)基本的に予選に向けてのセットアップの確認をしていましたが、感触は悪くないです。今季ここまでの感覚とは違いますね。去年や一昨年の、予選が速かった時の感覚に戻っています」
野尻との点差が大きいこともあって、逆転タイトルのことはあまり意識していないと語る平川。ただ、それはタイトルを諦めたという意味ではない。彼はもてぎ戦で2連勝し、最大限のポイントを持ち帰りたいと話した。
「正直、チャンピオン争いはあまり意識していません。差も大きいですしね。仮に僕が優勝しても、彼(野尻)が2位なら……それはしょうがないですよね」
「ただ何が起きるか分からないので、もちろんチャンピオン争いは諦めていません。今日は調子が良いので、その勢いを逃さないように、と思っています」
「自分の課題はここで2連勝することだけです。その結果として、鈴鹿にチャンスを持ち越すことができればと思います」
平川とIMPULは今季ここまで、仮に予選が不調であっても、決勝ではただでは倒れないしぶとさを見せてきた。彼らがもてぎでの2連戦で猛烈な追い上げを見せ、再びタイトル争いを振り出しに戻しても何ら不思議ではない。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
日本のショップ「RWB」が手掛けたポルシェ「911」の世界的な評価は? 予想より低い約1800万円でした
ズルい? ズルくない? 先頭で合流する「ファスナー合流」 “賛否両論”も実はNEXCO推奨!? 「渋滞解消」への画期的な合流方法とは
いまやその価値5億円!? バブル時代に人気絶頂だった“20世紀最高のスーパーカー” フェラーリ「F40」ってどんなクルマだった?
斬新デザインの[新型エクストレイル]爆誕!? ヘッドライトどこなの!? 日産本気のコンセプトカー4台イッキ見【北京ショー】
「タコ2」三兄弟をおぼえてる? トヨタ「ターセル/コルサ/カローラII」はホットハッチ男子を魅了した国民的人気車でした
みんなのコメント