「ジャパントラックショー2018」で見たルックスも向上できる快適グッズに注目!
パシフィコ横浜で開催された「ジャパントラックショー2018」からのレポート。 今回は人気のパーツメーカーブースで見つけたトラックだけでなく、幅広い用途がありそうなスグレモノを中心に紹介していこう。
「ジェットイノウエ」の進化版・トラック用ケミカルってどうなのよ!
ありそうでない、スリムで寝心地のいいマット
まずは、トラック用品ではおなじみの「ジェット・イノウエ」のブースから。トラック用ケミカルからバックカメラ等の監視システムなど展示していたが、取材班が気になったのはトラック専用寝具「エアネスト」というマットだ。
トラックの寝台に合わせたサイズのマットで通気性が高く、寝心地もいい反発力を持つという特徴がある。トラックだけでなく車中泊やキャンプ、または災害時の備えとしてもばっちり使えそうだ。マットの角の部分を特殊立体裁断にして柔らかく作ってあるので、寝台スペースの形状がマットと少しあわなくてもマットの角が変に盛り上がったりすることもなし。また、足元の部分には中反発のマットを使っているので、就寝時に足がマットにめり込んで不快になる心配もなさそうだ。ちなみに、折り曲げると足を少し持ち上げて疲れを取るフットレストにもなる。
マットに合わせる敷きパッドは、夏向きのひんやりシリーズと冬用のあったかシリーズの2タイプ。これを組み合わせればより快適に睡眠がとれるはず♪
2トン車ドライバーに快適をもたらす新製品
つぎはトラックアクセサリーメーカー「雅」のブースで見かけた注目アイテム。発売予定として展示されていた2トン車用の仮眠カーテンと助手席スペースを利用するフラットキットだ。
そして、窓に掛かっている仮眠カーテンは、展示用なので片面が開いているが商品はフロントウインド、運転席、助手席すべてを覆うセットになる。遮光性も高いので日中の仮眠も快適に行なえるうえ、休憩や食事にカーテンを閉めればリラックス度もアップ。エアコンの効きも向上しそうだ。
そして、助手席スペースを有効利用するフラットキット。物置スペースとしても便利だが個々を使って寝転ぶこともできる。
そのほか展示車に装着されるアイテム一覧。すべて付けると2トントラックとは思えないゴージャスな車内に変身できるそうだ。
リーズナブルで装着も簡単。イメージも激変に
こちらはオリジナルシートカバーメーカーの「アズール」。主にトラック、軽トラ用のシートカバーを販売しているが、特徴はシンプルながら質感を高めるデザインとカラーを採用しているところ。
材質はPCVレザーとパンチングレザーの組み合わせで、難燃性も用意。クッション性が向上できるため、軽トラックなどでは見栄えだけでなく快適性もアップできるのだ。
トラック業界ではかなりの人気パーツだが、適合車種を見るとホンダ S660、スズキのアルトやジムニー用などもラインナップ。価格もリーズナブルな設定となっている。
マイナス18℃まで冷やせる強力冷凍庫
「パーマンコーポレーション」は実店舗を持たず、通販のみの展開をする会社で商品ラインアップは非常に多い。こちらもトラックドライバーに人気が高いのだが、なかには「実物を見てみたい」という要望も多いようで、新製品と人気パーツを中心に展示していた。
注目アイテムは冷蔵・冷凍庫。電源は24Vと12Vの両方対応なので、トラックドライバーが仕事用に購入しても、オフのときは自家用車でも使えるのが利点。価格は4万4800円。
ペットボトルが入っているのが冷凍スペースで、マイナス18度まで下げることができるという。設定温度を上げると全スペース冷蔵庫としても使える。
上の写真右は幅広タイプのスロープ台。材質は樹脂なので大型でも移動がラクラクだ。幅は550mmあるのでダブルタイヤのトラックでも使用可。耐荷重は2個で30トンまで。サイズ的に流行の大型SUVにもマッチする。2個セットで4万1800円。
アメリカントラックを展示する「ビッグリグカスタム」は物販ブースも展開し、各イベントで売り切れ続出の人気のグッズを販売。「ジャパントラックショー2018」では、このように働くクルマで使用する快適向上グッズも大きな注目を集めたのであった。
(撮影&レポート:深田昌之)
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