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レッドブルAFコルセ、キャシディとフラガの起用を発表。ティームは親子2代でのDTM参戦を実現へ

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レッドブルAFコルセ、キャシディとフラガの起用を発表。ティームは親子2代でのDTM参戦を実現へ

 2021年シーズンに続き、今季もDTMドイツ・ツーリングカー選手権に参戦するAFコルセは、レッドブルとの共同プログラムに参加する新しいドライバーラインアップを発表。ニック・キャシディとフェリペ・フラガを2022年シーズンのドライバーペアに指名した。

 フラガは今季、レッドブルカラーの74号車フェラーリ488 GT3 Evoをドライブし、シリーズデビューを果たす。一方のキャシディは昨年同チームのリザーブドライバーを務め、1ラウンドに出場。2022年はレギュラードライバーとしてアルファタウリ・リバリーの37号車フェラーリ488 GT3 Evoのステアリングを握ることになった。

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 彼らの起用は、昨年はリアム・ローソンとアレクサンダー・アルボンのペアでシリーズと戦った、レッドブルAFコルセのラインアップが大幅に変更されたことを示すものとなっている。

 2017年のスーパーGT GT500チャンピオンは、DTMでの最初のフルシーズンをWEC世界耐久選手権とABB FIAフォーミュラE世界選手権と掛け持ちで戦う予定だ。彼は忙しいスケジュールの中で少なくともふたつのDTMラウンドを欠場する。

 チームはポルティマオとノリスリンク戦がフォーミュラEのモナコE-Prix、バンクーバーE-Prixと重複すると述べている。また、スパでの1戦は日本で開催されるWEC富士6時間とバッティングしている状況だ。

 キャシディのチームメイトとなるフラガは、自身初のDTMキャンペーンの準備ができている。レッドブルのサポートを受けるこのブラジル人は近年、メルセデスAMGやアストンマーティンなど複数の自動車メーカーのGTマシンをドライブしたきたが、フェラーリのGTカーでレースを戦ったことはない。

「ここでドライブができることを本当にうれしく思っている」とフラガは語った。

「僕にとって大きなチャンスで、これまでのキャリアの中でもっとも大きなチャンスだ。だから僕はうまくやるつもりだよ」

 キャシディも「またDTMに参加できることを本当にうれしく思っている」と付け加えた。

「レーシングドライバーとして、多くのドライブの機会があること以上に望むことはないだろう。今年のプログラムにはとても満足しているし、つねに最大限の力を発揮できるのに役立つと思う」

 レッドブルAFコルセは昨年、ローソンがシリーズタイトル獲得に近づいた。しかし最終戦での接触の後、ニュージーランド人のルーキーはチャンピオンを獲得したマクシミリアン・ゲーツに3ポイント及ばずランキング2位となった。

■元DTM王者クルト・ティームの長男がシリーズデビュー

 2022年のDTMを戦うチームでは、2台のランボルギーニ・ウラカンGT3 Evoを走らせるT3モータースポーツが、女性ドライバーのエスミー・ホーキーに続くふたりめのドライバーを発表し、ニッキー・ティームの起用を明らかにしている。

 WECのGTEプロクラスで2度世界チャンピオンとなっているティームは、デンマーク出身の32歳。彼の父は1986年にローバー・ヴィテスでDTMのタイトルを獲得し、後にメルセデスのワークスドライバーとして活躍したクルト・ティームだ。

 先週、セブリングで行われたWEC開幕戦で、ノースウエストAMRの98号車アストンマーティン・バンテージAMRをドライブしクラス優勝を飾った彼は、元チャンピオンの長男として初めてDTMに参戦する。

「DTMが僕のDNAであることは明らかで、そこでレースをするのはつねに目標にしていた」とティームは述べた。

「そしていま、20年の歳月を経てT3モータースポーツにやってきた。ときに回り道をし、いくつかのタイトルを獲得してきたことは絶対に特別なことだ。DTMチャンピオンの長男として、そこでレースをすることができるのは幸せなことだよ」

 なお、T3モータースポーツの2台目のランボルギーニをドライブするティームは、前述のキャシディやアウディドライバーのレネ・ラスト、ニコ・ミューラーとともにWEC富士との日程のバッティングを抱えている。

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