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トライアルの絶対王者トニー・ボウ選手、接戦のアンドラ大会1日目は2位フィニッシュ!

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トライアルの絶対王者トニー・ボウ選手、接戦のアンドラ大会1日目は2位フィニッシュ!

■トニー・ボウ選手は2位表彰台を獲得

2020年トライアル世界選手権第3戦1日目は、アンドラのサン・ジュリア・デ・ロリアで、週末2日間にわたって開催されました。Repsol Honda Teamトニー・ボウ選手は2位表彰台を獲得、チームメートの藤波貴久選手は7位でした。

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 アンドラでのトライアル1日目は、Repsol Honda Teamとって厳しいトライアルになりました。スタートした朝は雨、アンドラといえば乾いてざらざらとした岩場が特徴的ですが、雨に濡れた岩はとても滑りやすく、すべてのライダーにとって厳しく困難なコース設定になっています。そして雨がやんだ後のコンディションの変化も戦いに影響を及ぼし、さらにそれに輪をかけたのが採点です。ストップがとても厳しく、少しのことで減点となり、その結果、スコアは大接戦となりました。

 Repsol Honda Teamトニー・ボウ選手は、10セクションを3ラップするこのトライアルで、終始ランキング2位のTRRSアダム・ラガ選手と首位争いを展開。ボウ選手はチャンピオンの実力を発揮し、最終ラップの中盤まではトップを死守していました。しかし最終ラップ中盤、ボウ選手は続けて5点減点され、今シーズン4回目の勝利を逃し、2位表彰台となっています。

 チームメイトの藤波貴久選手は、1ラップ目に多くのミスを犯してしまいますが、2ラップ目と3ラップ目には、自分のマークすべき減点数まで復調し、最終的に7位までポジションを上げて大会を終了しています。

■トニー・ボウ選手(2位)

「私たちはいつものように、勝利をおさめるべく戦いましたが、今日はいつものような結果にはなりませんでした。トップを走っていてもいい感触が得られない1日でした。それでも、10セクション3ラップの戦いのうち、かなり長い間、私はトップを走りました。フィジカル面で十分ではないところがあるので、最後に体力を失ってこの結果になってしまったのではないかと思っています。明日は体力をしっかり回復させて、よりよいトライアルを目指します」

■藤波貴久選手(7位)

「厳しい1日でした。ウォーミングアップで転倒して肩を痛めてしまいました。1ラップ目、その影響で肩にほとんど力が入らず、5点の失点が多くなりました。これが今日のすべてでした。2ラップ目、3ラップ目は、少し本来の走りを取り戻すことができたのではないかと思います。今、自分が出している結果以上のものを出せる実力があることは分かっているので、なんとしてもそれを証明したい。もっと努力しなければいけないです。今日は医療トレーナーに処置をしてもらいながら、明日に向けて肩の状態をできるだけよくするよう努めます」

※ ※ ※

 トライアル世界選手権第3戦1日目で優勝したラガ選手は、ボウ選手と選手権争いでも最大のライバルですが、ランキング首位のボウ選手はラガ選手に対して7ポイントのリードを保っています。

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