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【中国】トヨタ新「プラド」初公開! 無骨な“樹脂バンパー”×オレンジアクセントの「ランクル」!青内装もイイ「ACTIVE CONCEPT」登場

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【中国】トヨタ新「プラド」初公開! 無骨な“樹脂バンパー”×オレンジアクセントの「ランクル」!青内装もイイ「ACTIVE CONCEPT」登場

■青内装もイイ…斬新な新モデルを披露

 トヨタは、2025年4月23日より開幕した「上海モーターショー2025」にて、「ランドクルーザープラド(日本名:ランドクルーザー250)」の新たなカスタムモデル「ACTIVE CONCEPT(アクティブ コンセプト)」をお披露目しました。
 
 一体どのようなモデルなのでしょうか。

【画像】超カッコいい! これが「ランクル250 ACTIVE CONCEPT」です! 画像を見る

 ランドクルーザーはトヨタが世界に誇る本格オフロードSUVです。初代モデルは1951年に警察予備隊(現在の陸上自衛隊)への納入を目指して開発され、結局は三菱「ジープ」に敗れたものの、民間向けのみならず警察車両や消防車などとして1953年より本格的な生産が始まりました。

 72年間の歴史の中でランドクルーザーは世界中の過酷な環境でその強靭さと信頼性が証明されており、現在は2021年に発売された「ランドクルーザー300」が最新モデルとなります。

 また、より乗用領域に舵を切ったライトモデル「ランドクルーザーワゴン」を1984年に販売。1990年には「ランドクルーザープラド」と改称し、本流のモデルとともに大きな人気を誇る存在となりました。

 これまで「プラド」はベースとなるランドクルーザーのフルモデルチェンジと同等のタイミングで1996年、2002年、2009年に次の世代へとバトンを渡してきました。

 そして2023年、ランドクルーザー300とプラットフォームを共通とした新たなモデル「ランドクルーザー250」がプラドの実質的な後継モデルとして登場しました。

 ランドクルーザープラドから生まれ変わったランドクルーザー250ですが、一方で中国市場では“プラド”として販売されています。

 ちなみにオーストラリアでも引き続き“ランドクルーザープラド”だったり、北米では単なる“ランドクルーザー”だったり、ランドクルーザー250は仕向地によって多様な車名を使い分けています。

 中国向けランドクルーザープラドは2024年に発売され、中国国内での製造は第一汽車との合弁会社「一汽トヨタ」が担当しています。

 そんな中、トヨタは2025年4月23日より開幕した上海モーターショー2025にてカスタムカーシリーズ「アクティブ コンセプト」を公開、その一環として「ランドクルーザープラドアクティブ コンセプト」がお披露目されました。

 アクティブ コンセプトはすでに展開されているトヨタのSUV各車種に、さらなる冒険心を追求するラギッドな特別装備を加えたシリーズです。

 内外装の色もアクティブ コンセプト独自のものとなっており、純正よりも引き締まった印象を演出しています。

 ランドクルーザープラドアクティブ コンセプトではドアミラーをブラック化、エンブレムはガンメタリック塗装とすることで唯一無二の雰囲気を演出。

 これらに加え、車体上部には4つのライトポッドを装備したルーフキャリアやコンテナボックスを積載したほか、フロントバンパー下のけん引フックやブレーキキャリパーはアクティブ コンセプトのテーマカラーであるオレンジ色に塗装されており、黒樹脂バンパーやマットブラックのホイールを引き立たせます。

 インテリアはネイビーブルーを基調とし、ステアリングやアームレストといった部分にオレンジ色のステッチが施され、アクティブ感を強調。

 シートはユニークな作りとなっており、紺色の表層には模様を描くようにパンチホールが加工され、その穴越しにオレンジ色の材質が姿を覗かせているおしゃれな仕様です。

 フロアマットにもオレンジ色の装飾があるだけでなく、シートベルトまでもがオレンジ色となっているあたりは、他ブランドの車種や特別仕様車でもなかなか見ない色の組み合わせではないでしょうか。

 ランドクルーザープラド アクティブ コンセプトは市販化に向けて計画中で、将来的に中国でオプションパーツとして発売される可能性も高いとのことです。

※ ※ ※

 中国ではじわじわとクルマのカスタムが流行りを見せつつあり、メーカー自身がさまざまなカスタムパーツ・モデルを提案することも珍しくはありません。

 一汽トヨタが製造・販売するランドクルーザープラドは月に2000台近くを売り上げていますが、一方で価格は44万9800元から55万9800元(約886万円から約1103万円)と、中国メーカーが販売する同サイズのオフロードSUVよりもかなり高額となっています。

 ここでアクティブ コンセプトモデルを投入することで、今までランドクルーザー250には触れていなかった新たな客層の開拓が期待されます。

文:くるまのニュース 中国車研究家 加藤ヒロト
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みんなのコメント

10件
  • やふたろう
    日本人が欲しくても買えないのに中国で売ってるのが何か嫌だなぁ。
  • shun
    中国には中国産の車で十分だろ?日本で受注停止にしてまで中国に売る必要はない!
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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