4月27日、ベルギーのスパ・フランコルシャン・サーキットで、WEC世界耐久選手権第3戦スパ6時間レースが開幕。レースウイーク最初のセッションとなったフリープラクィス1回目(FP1)ではセバスチャン・ブエミ駆るTOYOTA GAZOO Racingの8号車トヨタGR010ハイブリッド(ブエミ/ブレンドン・ハートレー/平川亮)がトップタイムをマークした。
チャンピオンマシンである8号車が制した前戦ポルティマオからわずか2週間という短いスパンでの開幕となっている第3戦スパ。ル・マン24時間の“前哨戦”に位置づけられるラウンドあることから、今戦のハイパーカークラスは前戦からプラス2台、計13台で争われる。追加エントリーとなったのはキャデラック・レーシングの“黄色い”3号車キャデラックVシリーズ.Rと、先週21日(金)にポルシェから最初のカスタマーカーを受け取ったばかりのハーツ・チーム・JOTAが走らせる“ゴールド”の38号車ポルシェ963だ。
【タイム結果】2023年WEC第3戦スパ・フランコルシャン FP1
3クラス合計38台のエントリーとなったWECスパの走行初日は、現地時間11時30分からFP1がスタート。上空は薄曇り、路面はドライ、気温10.7度、路面温度19.0度というコンディションのなか各車がピットロードをあとにした。
FP1最速タイムを記録した8号車トヨタは、セッション開始直後にブエミが数周乗ったあとピットに戻りその後30分近くガレージに入れられたままだった。この間に姉妹車の7号車を駆るホセ-マリア・ロペスが2分04秒642でトップに立ったが、7号車もすぐにピットインし8号車と同様にピット内にいる時間が続いた。
スタートから10分過ぎ、ローレンス・ファントール駆るポルシェ・ペンスキー・モータースポーツの6号車ポルシェ963が2分06秒117を刻み暫定2番手に。これをフェラーリ・AFコルセの51号車フェラーリ499Pが上回ると、同車をドライブするアレッサンドロ・ピエール・グイディは2分04秒716までタイムを縮め7号車トヨタに迫る。
40分過ぎ、6号車ポルシェも2分04秒台に入り、2分05秒347で3番手につけていたキャデラック・レーシングの2号車キャデラックVシリーズ.Rがトップ3から脱落。この直後、ルイス・ペレス・コンパンクがドライブしていた83号車フェラーリ488 GTEエボ(リシャール・ミル・AFコルセ)が、レ・コンブでクラッシュしたため赤旗が提示された。セッション再開は13分後。トヨタは赤旗前に再始動した7号車に続き8号車もコースに送り出す。
■木村武史組57号車フェラーリがFP1首位スタート
セッション開始から1時間後、8号車のブエミが全体ベストとなる2分02秒982をマークし、続いてアントニオ・フォコがドライブする50号車フェラーリ499P(AFコルセ・フェラーリ)が2分04秒632で2番手に続いた。この後、上位のリザルトは変わらず、8号車トヨタを先頭に50号車フェラーリ、7号車トヨタ、51号車フェラーリ、6号車ポルシェというトップ5オーダーのままセッション終盤へ。残り5分でふたたび赤旗が出され、セッションは再開されぬまま今週最初の走行は打ち切られている。
ともに公式セッション初参加となった3号車キャデラックと38号車ポルシェは、前者が94号車プジョー9X8(プジョー・トタルエナジーズ)に次ぐ総合9番手。後者は4号車バンダーベル680(フロイド・ヴァンウォール・レーシング)に続く総合22番手/クラス最後尾の13番手となった。
LMP2クラスは、セッション序盤にフィリペ・アルバカーキのドライブで2分07秒471をマークした、22号車オレカ07・ギブソン(ユナイテッド・オートスポーツ)が好スタートを切った。また姉妹車の23号車も、JOTAの28号車を間に挟んでクラス3番手につけている。
LMGTEアマでもベストタイムは序盤に記録され、ダニエル・セラが2分16秒177のクラス最速タイムを刻んだ木村武史組57号車フェラーリ488 GTEエボ(ケッセル・レーシング)がトップに。0.540秒差で同門のAFコルセ21号車が続き、21号車アストンマーティン・バンテージGT3(ORT・バイ・TF)がクラス3番手となった。星野敏、藤井誠暢が乗り込む777号車アストンマーティン・バンテージAMR(Dステーション・レーシング)はトップと1.460秒のクラス6番手だ。
WEC第3戦スパの走行初日は、このあと16時20分(日本時間23時20分)から2回目のフリープラクティスが行われる予定だ。
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