インディカーは、シャシーのサプライヤーであるダラーラ社との契約を複数年延長することを発表した。
ダラーラは、1997年に米国のオープンホイールカーレースに参入。1996年にCART(後のチャンプカー・ワールドシリーズ)から独立した、インディ・レーシング・リーグ(IRL、後のインディカー・シリーズ)にシャシーを供給した。
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インディカーにチャンプカーが統合される形となって以降もダラーラのシャシーが採用され、現在に至る。現行のシャシーは2012年に導入されたDW12。このシャシーのテストドライバーであり、2011年最終戦ラスベガスで事故死したダン・ウェルドンに敬意を表してつけられた名前だ。
DW12は、側面の衝撃吸収構造の改良や2020年のエアロスクリーンの追加など、いくつか大きな安全面のアップデートを経ている。2015~17年はシボレーとホンダが独自のエアロキットを開発していたが、2018年からはダラーラ製のユニバーサルエアロキットを全車が使用する形に戻っている。
インディカーのプレジデントであるジェイ・フライは、ダラーラについて次のように述べた。
「ダラーラはとてつもないパートナーであり、レース場で行なうすべてのことに貢献している」
「インディカーシリーズの成功と成長の重要な部分は、ダラーラが我々のパドック全体と協力していることに直接起因している」
「今回の契約延長は、インディカーとそのチームに継続性と安定したプラットフォームを提供するものであり、我々は将来を見据えている」
ダラーラは、インディアナポリスにファクトリーを建設し、様々なレースシリーズ用のシャシーを生産・組み立てている。これには、インディ・ライツが使うIL-15も含まれている。
ダラーラのグループCEOであるアンドレア・ポントレモリは「ダラーラは、26年を数えるこの旅の一部になれたことを光栄に思っている」と語った。
「我々は、インディカーとのパートナーシップを今後何年にもわたって延長していくことの責任を理解しており、この長期計画の一翼を担えることに興奮している」
「インディカーのパートナーとして、ロジャー・ペンスキーの刺激的なリーダーシップとジェイ・フライのマネジメントにより、シリーズは常に安全性を重視しながら、すべての競技者とファンにエキサイティングな雰囲気を提供できていると感じている」
「このパートナーシップは、ダラーラのコアバリューに沿うものであり、今後も継続される。我々は、自分たちの技術とイノベーションが、安全性と持続可能性に重点を置き、将来に向けて発展していくことを望んでいる」
「インディカーにとって素晴らしい時間であり、ダラーラはシャーシメーカーとして契約を継続することを誇りに思っている」
インディカーは2023年から、2.4リッターの6気筒ツインターボエンジンに回生ブレーキを組み合わせたハイブリッド型パワーユニットが導入する予定となっている。新時代を迎えるインディカーだが、ダラーラという力強いパートナーは今後も健在のようだ。
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みんなのコメント
昔はダッラーラって言ってたね、メディアによっては
タキ井上がF3で乗ってた頃ね