SUVらしいデザインに EVも設定
ミニは、新型となるミドルサイズSUVのカントリーマンのプロトタイプを公開した。日本では「クロスオーバー」の名で知られるモデルで、今回のフルモデルチェンジでは新たにEV仕様が登場した。
【画像】頼れるミニのクロスオーバー、フルモデルチェンジへ【新型のプロトタイプと現行型を写真で比較】 全35枚
BMW X1の兄弟車となる新型ミニ・カントリーマンは、ミニの次世代ラインナップの第1弾として2024年2月に登場する予定だ。
ミニのブランド責任者であるシュテファニー・ヴルスト氏は、「『2人目の子供ができたけど、(現行カントリーマンには)ベビーカーを載せることができない』という人のためのクルマです。今、十分な広さがなくて諦めているお客様のために必要なのです」と語っている。
カントリーマンは、大型車を好む米国市場での成長のために構想されたモデルで、これまでミニが対応できていなかった分野である。
外観としては、フロントエンドがスクエアになり、フロントとリアのオーバーハングが大きくなったほか、タフな印象を与える処理が施されている。また、同時に発表された新型クーパーやエースマンと同じような、新しいヘッドライトも特徴的だ。
パワートレインのラインナップを拡大し、EVを導入しつつ、ガソリン車も残していく。
EVでは、容量54kWhのバッテリーを搭載し、上位モデルのカントリーマンSEにはより大型の64kWhが用意される予定である。まだ確定していないが、1回の充電での航続距離は最も長い仕様でBMW iX1の438kmとほぼ同等と予想されている。出力は、エントリーモデルが190ps、SEが272psとなる。また、ミニとしては唯一、四輪駆動を設定するモデルとなる見込みだ。
高性能のJCWモデルには、より強力なパワートレインだけでなく、赤いブレーキキャリパーやクワッドエグゾーストなどの視覚的な特徴も備わる。
ヴルスト氏は、大型化して形を変えても「カントリーマン」の名称はそのままで、ユーザーを混乱させることはないと話す。「理解してもらえると思います。カントリーマンはすでに “大きなミニ” として定着しています」
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せめてブタとかデブに名変して欲しい