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マツダ「“新”ロードスター」まもなく登場!? 「35周年」の節目に出るのは「レトロ仕様」か「走り仕様」か? 期待高まる「特別なモデル」の姿とは

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マツダ「“新”ロードスター」まもなく登場!? 「35周年」の節目に出るのは「レトロ仕様」か「走り仕様」か? 期待高まる「特別なモデル」の姿とは

■ついに「35周年記念車」登場なるか

 マツダ「ロードスター」シリーズは、2024年に登場から35年を迎えました。
 
 これを記念した「特別なロードスター」がまもなく登場するのではないかと、ロードスターファンを中心に期待されています。

【画像】超カッコイイ! これがマツダ「ユーノス風ロードスター」です!(89枚)

 ロードスターは1989年に登場した、小型の2ドアオープンスポーツカーシリーズ。当初は「ユーノスロードスター」として販売されています。

 「人馬一体」のキーワードに、スポーティな小柄な軽量ボディにハンドリングに優れるFRレイアウトと小気味よい4気筒エンジンを組み合わせ、かつての英国製小型スポーツカーを思わせる軽快な走りから、歴代すべてのモデルで非常に強い人気を獲得しています。

 通算で30年以上・4世代にわたってラインナップされ、「2人乗り小型オープンスポーツカー」生産累計世界一としてギネス記録の更新を続けており、名実ともにマツダだけでなく小型オープンスポーツカーを代表するモデルとなりました。

 ロードスターの現行型(ND型)は4代目。2015年5月に登場しました。従来の「人馬一体」コンセプトはそのまま、マツダ最新のデザインテーマ「魂動(こどう)」デザインを採用。内外装の質感を大幅に高めています。

 さらに、マツダ独自の低燃費技術「SKYACTIV-G」を採用した直噴エンジンを搭載するなど、環境性能も向上。アルミや高張力鋼板などを用い、大幅な軽量化も図り、さらなるライトウェイトスポーツの楽しさ拡大を図りました。

 ラインナップは通常のオープンモデルに加え、2016年11月には電動格納ハードトップを搭載する「ロードスターRF」も設定しています。

 2023年10月には、ND型最大のビッグマイナーチェンジが実施され、前後ランプの変更に伴うデザイン変更に加え、走行性能の向上、「マツダレーダークルーズコントロール(MRCC)」と「スマートブレーキサポート(後退時検知機能SBS-RC)」を新たに採用。最新の先進運転支援機能を装備し、時代に即したアップデートが施されました。

 そして2024年、初代の登場から35年が経過しました。

 これまで、マツダは発売10周年など、節目を迎える年に何らかの限定モデルをリリースしてきたことがあり、ロードスターも「10周年記念車」「20周年記念車」「25周年記念車」「30周年記念車」が登場。

 今回も、もしかしたら何らかの形で記念モデルが設定されるのではないかと期待が高まっています。

 そんななか、5月に開催されたロードスターオーナーによるファンミーティング「軽井沢ミーティング」では、登壇したロードスターの開発主査 斎藤 茂樹氏が「35周年記念車」のリリースを明言しています。

 加えて、デザイン本部長の中山 雅氏も35周年記念車について「“金色のペン”によるサインが似合う」と同車のデザインに関するヒントを明かしました。

 同席した開発メンバーも「ちょっと懐かしさも感じるような仕様」としており、ロードスターファンを中心にさまざまな憶測が飛び交いました。

 2024年9月、発売からついに35周年を迎えると、マツダは新車のロードスターについて、残価設定プラン「マツダスカイプラン」の残価率を65%に引き上げる施策を開始。新たにロードスターの新車購入を促す試みが始まりました。

 そして10月19日には、全国のマツダファンが集結する「MAZDA FAN FESTA 2024 at FUJI SPEEDWAY」が開催予定で、メインイベントのひとつとして「ロードスター35周年記念イベント」も開かれる予定。

 ロードスターファンのなかには、このイベントで35周年記念車があらわになるのではないかとする見方もあります。

 さらに、マツダのモータースポーツ部門 MAZDA SPIRIT RACINGは、公式SNSで、同イベント内で「機密車両を囲んでRS Conceptの開発状況を限定発表」すると発表。

 これは、1月開催の「東京オートサロン2024」で披露され、市販化が目指されていると明言された「ロードスター マツダスピリットレーシング RSコンセプト」なのではないかとする憶測もあります。

 10月中旬現在のところ、マツダから35周年記念車の登場について一切の情報は明かされていませんが、軽井沢ミーティングでの開発メンバーの発言などから、非常に大きな期待が持たれています。

※ ※ ※

 ちなみに海外では2020年に欧州で、MX-5(ロードスターの国外名称)に「ユーノス エディション」が設定されました。名称の通り、ロードスターを扱っていたマツダの販売チャネル名、かつ初代に付された「ユーノス」を冠した特別仕様車となっています。

 ユーノス エディションは、1992年に登場した限定車「Sリミテッド」を思い出させるもので、ジェットブラックのボディカラーに「バーガンディ」のレッド系カラーを用いたナッパレザー内装を採用。

 専用シリアルプレートやエンブレムをあしらうなど、特別感のあるモデルに仕立てています。

 そして2024年9月にはベルギーの一部ディーラーで、特別仕様車「MX-5 GESHI(ゲシ=夏至)」が設定。外装は「ブリティッシュグリーン」で、内装やソフトトップもベージュとなるなど、初代(NA型)に設定されていた「Vスペシャル」を連想させます。

 今回登場を予定していると明かされた35周年記念車は、「懐かしさ」を感じて「金色が似合う」とする仕様なのであれば、もしかするとこの2モデルがヒントになるかもしれません。

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みんなのコメント

10件
  • sky********
    Xでは、アーティザンレッドでシリアルナンバーエンブレムの着いたVセレクションって言われてるね。

    あとグリーンはディーラーのフルペン仕様で純正ではない。
  • han********
    アーティザンレッドですね
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