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ワンオーナー、5.5万km、極上のネオ・クラシック・ボルボとは? 240GLE試乗記

ボルボ・カー・ジャパンが運営する「クラシック・ガレージ」は、“古いボルボ”の整備やレストアを担うスペシャル・ショップ。今回、同ガレージが手がけた極上の240GLEに小川フミオが試乗した。

高い人気を誇る240

中古車の世界では近年、“ネオ・クラシック”と呼ぶジャンルの人気が高い。1980年代~1990年代初頭にはかけて販売されたモデルだ。

ネオ・クラシックの人気に目をつけたのが、ボルボ・カー・ジャパンだ。ちょっと古いボルボの整備を専門にする「クラシック・ガレージ」を新設したのだ。そこでは、下取りに入ってきたクルマを、機関はもとより、内外装にまで徹底的に手を入れ、商品(中古車)に仕立ててもいる。

手がかかるせいか、大きな規模にはなりにくいようだ。それでも人気は高く、クルマを初めて買うという20代から、大御所有名フォトグラファーまで、幅広い層の顧客を有するという。

ここで紹介するのは、1993年型の「240GLE」だ。200シリーズは、いまなお「乗ってみたい!」と、憧れるひとが多い。いわば、”ザ・ボルボ”。角ばったデザインは、少なくとも日本においてボルボのアイコンだ。

なかでもステーションワゴンは、中古車市場において人気が高い。私の自宅は東京・世田谷だけれど、近所でも数台見かける。どれも分類番号が3桁だから、2000年以降に購入したと思われる。エンジン音を聴くかぎり、「そろそろ整備の時期なんじゃないかなぁ~」と、思うけれど、ドライバーは幸せそうな顔をして乗っている。

でもセダンだって悪くない。ステーションワゴンは、リアシートを倒せば積載容量がうんと拡大できる。セダンの場合、その点はかなわないものの、試乗した240GLEの場合、それでもトランク容量はかなり大きい。くわえてキャビンが荷室と仕切られているぶん、遮音性は高いし、空調も効きやすい。メリットは多い。

しかも、希少性が高い。今でもそれなりに見かけるステーションワゴンに対し、セダンはほとんど見かけないはず。「人とは違うボルボに乗っている」という満足感に浸れるはずだ。

最高出力115psでも不満なし

用意された極上の240GLEを運転して思ったのは、東京のような市街地で乗るには最高である、ということ。ボディサイズは、4785mmの全長に対して全幅が1715mmに抑えられているうえ、前輪の切れ角が大きいので、取りまわしがとてもよい。とにかく小まわりがきくのだ。

240GLEが現役のときこそ、“それなりに大きなサイズだった”と、感じたものの、日本車を含むあらゆるクルマのサイズが大型化したため、むしろジャスト・サイズである。

搭載する2316cc直列4気筒ガソリン・エンジンは115馬力の最高出力を発揮する。実際のドライブでは、数値よりも力強く感じた。2750rpmで185Nmの最大トルクを出す設定で、アクセルペダルをそう深く踏み込まなくても、市街地での加速は問題なし。高速道路では、追い越し時などに若干もたつく場面があるかもしれないが、とはいえ、クルマのノンビリとしたキャラクターを思うと十分許容範囲。少なくも、日常で使う分には何ら不満はない。

240シリーズが現役のころ、私はそれなりに乗る機会はあった。そのときより、いまのほうがいいクルマだなぁ、と、感じたからおもしろい。当時、特段気になるクルマではなかった。ボルボが押し出していたクルマが、240ではなく「940」や「960」、そして「850」などだったということもあるだろう。

いいクルマと感じた理由は何か……理由のひとつは、ボディの軽さ。運転感覚にいい影響を与えているように思う。当時はいまよりボディがコンパクトなうえ、シャシーなどの”安全設計”が控えめだった。快適装備も少ない。調べたところ車両重量は1310kg。ボルボの最新セダン「S60 T4」の車両重量は1660kgだから、いかに軽いかわかるだろう。結果、軽快感あるハンドリングが楽しめた。

試乗した240GLEの価格は244万円(すでに売約済み)。高いかな? と、思うかもしれないが、ワンオーナーだし、クラシック・ガレージが徹底的に整備したのを考えればそれほど高くないと思う。

文・小川フミオ 写真・安井宏充(Weekend.)

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