F1における商業部門のマネージング・ディレクターを務めてきたショーン・ブラッチズが退任することとなった。F1側もこれを認めた。
motorsport.comはブラッチズ退任の可能性について既に報じていたが、正式に2020年1月末をもって退任となる。今後は家族との時間を増やすとのことだが、これからも顧問としてF1には関わり続けるようだ。
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ブラッチズの退任に関する噂は、昨年のアブダビGPの時点で浮上していた。F1の会長兼CEOであるチェイス・キャリーは、ブラッチズと将来について話し合うことを認めていた。
アメリカのスポーツチャンネル、ESPNの幹部として名を上げたブラッチズは、リバティ・メディアがF1のオーナーとなった2017年からF1の商業部門のトップとなった。キャリー、ブラッチズ、そしてモータースポーツ部門のトップであるロス・ブラウンの3人は、マネージメントチームとして活動してきた。
ブラッチズがこれまで主に取り組んできたのは、レースの開催権料、スポンサー契約、放映権などの収益を増やすことだった。
彼はイギリスのロンドンに拠点を置いて活動していたが、アメリカのコネチカット州に住む妻や子供達との時間を作ることはますます難しくなっていた。彼には4人の子供がいるが、25歳のクレイは特別な支援を必要とする障害を持っている。
「これまでの3年間の道のりは信じられないようなものだったが、楽しむことができた」とブラッチズは語った。
「個人的には、F1における(商業部門)チームの並々ならぬ努力と献身に心から感謝したい。彼らは最高のチームであり、これからも我々が築き上げた戦略を実行し、ファンに素晴らしいサービスを提供してくれると信じている」
「2017年にF1の一員になった時よりも、F1をより良い地位に押し上げて退任できることを誇りに思う。我々がチームとして築き上げた基盤は、ファンに引き続きサービスを提供するだけでなく、新たな視聴者も取り込むことだろう」
また、ブラッチズの退任に際してキャリーCEOもコメントを残した。
「ショーンはF1の商業的側面を変えた人物だ。彼の尽力の証は、F1のビジネスとしての勢いや成長に表れている」
「ショーンがこれからも、アドバイザーとしてアメリカの自宅から助言してくれることを嬉しく思う。彼はずっとF1ファミリーの一員であり、彼の継続的なアドバイスに期待している」
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