現在はサンパウロのインテルラゴス・サーキットで行われているF1ブラジルGP。しかしこの開催地が、来季からリオ・デ・ジャネイロに移る可能性がある。
これは、ブラジルのジャイール・ボルソナーロ大統領が明らかにしたもの。現在のインテルラゴスは、長年にわたって財政難に悩まされており、長期的なF1開催が不透明な状況だ。そのため、2020年からその開催地がリオに移る可能性が示唆されている。
■リオデジャネイロでのF1ブラジルGP復活へ? サンパウロは金銭面に難ありか
水曜日に行われた記者会見でボルソナーロ大統領は、リオのウィルソン・ヴィッツェル知事、そしてマルセロ・クリヴェラ市長との間で、西デオドロ地区に新しいサーキットを建設するための契約が調印されたことを明らかにした。
計画によれば、このサーキットは今年末までに完成する予定で、完全に私的な資金で賄われるという。
ボルソナーロ大統領は、記者団に対して次のように語った。
「F1の経営陣は、ブラジルでのグランプリを継続することを決定した。しかし、サンパウロでの開催は現実的ではなくなった。それはイベントに対する公的資金の援助と、そこに存在する債務のためである」
「新しいサーキットは、6~7ヵ月で建設されるだろう。ホテル業界にとっては良いことだろう。それだけではなく、6000~7000人の雇用を生むことになるはずだ。リオ・デ・ジャネイロとブラジルの双方にとって良いことだ」
かつてブラジルGPは、リオ・デ・ジャネイロのジャカレパグア・サーキットで行われていた。しかし2016年に同地でオリンピックが開催された際、オリンピック・パークを作るために取り壊された。
新しいサーキットは軍によって放棄された土地を活用する予定で、ヘルマン・ティルケによって設計される。また、MotoGPも同サーキットでの開催を検討していると伝えられている。
F1のオーナーであるリバティ・メディアとサンパウロ市および現在のレースプロモーターとの関係は、悪化していると言われる。このグランプリは、F1側に支払われる開催権料という面では、最も収益性が低いフライアウェイレースであると思われる。しかしながらサンパウロは、2020年までインテルラゴスでF1を開催し続ける契約を締結済みだと主張している。
なおリオ・デ・ジャネイロに建設される新しいサーキットは、ブラジルの英雄であるアイルトン・セナにちなんだ名称になると、ボルソナーロ大統領は自身のツイッターで示唆している。
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