ジャン-エリック・ベルニュ(DSテチータ)は、フォーミュラEバレンシアePrixを前に、常設サーキットでのレースはフォーミュラEのマシンに合っていないため、2度とフォーミュラEが戻ってくることがないよう願っていると語った。
コロナ禍の影響もあり、予定されていた三亜やサンティアゴでのレースがキャンセルされた結果、フォーミュラE公式プレシーズンテストでも使われているバレンシアのリカルド・トルモ・サーキットで、ダブルヘッダーのレースが行なわれることになった。
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メキシコシティePrixは、F1でも使われているエルマノス・ロドリゲス・サーキットでレースが行なわれたが、同レースはフォーミュラE用の特別レイアウトを採用。フォーミュラEが常設サーキットのフルレイアウトでレースをするのは、今回のバレンシアが初めてだと言える。
とはいえ、エネルギー回生の機会を増やすためにサーキットのメインストレートには仮設のシケインが設置されている。それでも、ドライバーたちは一般的なストリートサーキットに比べ、1レースあたり10%多くエネルギーを回生しなければならないと予想されている。
ローマePrixのレース1で優勝したベルニュは、GP3時代からお気に入りのサーキットであるにも関わらず、フォーミュラEが2度とリカルド・トルモ・サーキットを使用しないよう求めている。
「このサーキットのことについて訊かれるなら、GP3に参戦していた時代からこのサーキットを気に入っている」
そうベルニュはmotorsport.comに語った。
「良いコースだけど、フォーミュラEには全然適していない。でも新型コロナウイルスの時代になって、都市部にサーキットを作るのが難しくなっているんだ。レースができることを、幸せだと僕たちは考えなくちゃいけない」
「でもはっきり言って、このサーキットには2度と来たくない。嫌いだからではなく、フォーミュラEに合っていないからだ」
アウディのルーカス・ディ・グラッシも、高速コースでフォーミュラEがレースをするのは避けたほうがいいと考えているようだ。そうでなければ、マシンに変更が必要になると話した。
「ここみたいなコースに僕たちはあまりいくべきではない。そうでなければクルマを改造しなければならない。このクルマは、ここみたいなコースのために作られたものではないんだ」
フォーミュラEでは、ミシュランの全天候対応タイヤを使用しているが、バレンシアではコーナリングによってタイヤにかかる負荷が高いため、普段より2セット多い、6セットのタイヤが各ドライバーに供給されている。
バレンシアで2レースを行なった後、フォーミュラEは5月8日にモナコでレースを実施。その後、6月半ばにはメキシコでレースが行なわれる予定だが、現在新型コロナウイルスの病棟として使用されているエルマノス・ロドリゲス・サーキットではなく、プエブラにあるオートドローモ・ミゲル・E・アベドという常設サーキットが使われることになっている。
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