フォーミュラEの第10シーズン第2戦ディルイーヤePrixの決勝レースが行なわれ、昨年王者のジェイク・デニス(アンドレッティ)が優勝。後続に大差をつける独走劇だった。
スタートではポールポジションのジャン-エリック・ベルニュ(DS)がホールショットを決めた。一方、4番グリッドからのスタートだったセルジオ・セッテ・カマラ(ERT)が絶好の蹴り出しを見せて2番手を狙ったが、ミッチ・エバンス(ジャガー)がこれを上手くいなし、結局トップ4の順位は変わらなかった。
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先頭を行くベルニュは、3周目の段階で早くもアタックモードを起動させて3番手にポジションダウン。翌周にはエバンスがアタックモードを起動し、ベルニュの前で隊列に復帰することを狙ったが、これはうまくいかずウォールにヒットすることになった。ただ大きな問題はなかったようで走行を続けた。
ジェイク・デニス(アンドレッティ)もアタックモードを起動したことで首位に返り咲いたベルニュは、7周目に早くも2度目のアタックモードを起動し、義務をすべて消化。ただエバンスに詰まってしまい、デニスの逃げを許してしまうことになる。ベルニュがエバンスに押さえ込まれているのを見たデニスは続く8周目にやはり2度目のアタックモードを起動。首位のまま隊列に復帰することとなった。エバンスも9周目に2度目のアタックモードを起動し、3番手で隊列に戻った。
ベルニュは上位3台の中で最も早くアタックモードを終了。そのタイミングを見計らったように、まだアタックモード起動中のエバンスがベルニュ攻略を完了した。
エバンスは勢いそのままに首位デニスにもプレッシャーをかけ、ターン1でインに飛び込むがオーバーラン。ここでエバンスのアタックモードも終了となった。
アタックモードを終えたエバンスのペースは上がらず、首位デニスが逃げていってしまう。そうこうしているうちに4番手以降のマシンが接近。ベルニュはたまらずオーバーテイクを仕掛け、エバンスから2番手を奪った。
ベルニュに抜かれたエバンスはペースが上がらず、後続の集団に組み込まれてしまう。一方で首位デニスは、ベルニュとの差をマネジメントしながら首位を快走した。
レース後半にペースを上げたのはニック・キャシディ(ジャガー)だ。キャシディは、周囲のマシンがアタックモードを起動したことでポジションを上げ、チームメイトのエバンスにプレッシャーをかけ、そしてオーバーテイク。3番手までポジションを上げた。キャシディはこの段階でまだ一切アタックモードを使っておらず、エバンスを後続の蓋として使った。
キャシディは28周目(レースは38周)にようやく1回目のアタックモードを起動。エバンスには先行されたが、5番手にいたノーマン・ナトー(アンドレッティ)もアタックモードを起動したことで、大きく順位を落とすことはなかった。キャシディはその後、再びエバンスを抜いた。
キャシディは33周目に2度目のアタックモードを起動。後続のエバンスの真後ろにはサム・バード(マクラーレン)が迫っていたが、これはなんとか抑え、4番手で隊列に戻った。
先頭のデニスは後続を大きく引き離して一人旅。2番手ベルニュはペースが上がらず、最終盤には2台のジャガーからプレッシャーをかけられる格好となった。ベルニュはエネルギー残量が少なく、ペースを落としてマネジメントせざるを得ない状況だったのだ。
結局デニスが悠々トップチェッカー。今季初優勝を手にした。後続には13秒の差をつけた。
最終ラップでエバンスは、ベルニュにオーバーテイクを仕掛けたもののオーバーラン。順位を落とすこととなった。ベルニュはエネルギー残量が厳しい中でもなんとか耐え、2位表彰台を確保した。3位キャシディ、4位にはバードが入った。エバンスは結局5位でのフィニッシュだった。
日産勢はオリバー・ローランドが13位。サッシャ・フェネストラズはレース序盤にマシントラブルによりリタイアを余儀なくされた。
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