現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > マジで似すぎ! ダイハツ「キャスト」の“完全パクリ車”が出現! 3年落ちなのになぜかボロボロ… 謎の「カンディ K27」が米で出品

ここから本文です

マジで似すぎ! ダイハツ「キャスト」の“完全パクリ車”が出現! 3年落ちなのになぜかボロボロ… 謎の「カンディ K27」が米で出品

掲載 17
マジで似すぎ! ダイハツ「キャスト」の“完全パクリ車”が出現! 3年落ちなのになぜかボロボロ… 謎の「カンディ K27」が米で出品

■「キャスト」にしか見えない 中身は中華製EV

 2024年2月28日、アメリカのカーオークションサイト「Cars & bids」に小型EV「カンディ K27 NEV」が出品されています。
 
 国内で販売していたトヨタ「ピクシスジョイ」やダイハツ「キャスト」に類似するモデルですが、どのようなクルマなのでしょうか。

【画像】「えっ…!」 これが「キャストをパクった中国車」です(46枚)

 Cars & bidsはアメリカのオークショニアで、主に1981年以降のクルマを対象にオークションが開催されています。

 今回Cars & bidsで初出品となったカンディ K27は、中国で2013年4月に設立し四輪バギーやEVの部品を製造するカンディ(康迪)が手掛けるコンパクトEVです。

 中国国内においては2017年11月に登場が明かされており、アメリカでは2020年8月18日に発表されています。

 最大4人が快適に乗れる空間を持つコンパクトカーだといい、新車時の価格は1万2999ドル(約196万)という低価格を実現。

 パワートレインは17.69kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、約60馬力を発揮。航続可能距離は160マイルを実現しました。

 ボディサイズは全長3460mm×全幅1470mm×全高1615mm、ホイールベースは2455mmです。

 エクステリアは、愛嬌のある丸型ヘッドライトやルーフの2トーン塗装、8角形のリフレクターを内蔵したテールランプなどを装備し、親しみやすさを感じさせます。

 インテリアはインパネ加飾やエアコン吹出口周り、シートのステッチなどにレッドのアクセントを施したほか、インパネシフトと大型インフォテイメントディスプレイを装備するなど、スタイリッシュかつ使い勝手も良好に仕上げています。

 しかし、全体的には2015年9月にダイハツが発売したキャスト(およびそのOEM車ピクシスジョイ)に酷似しており、特にインパネシフト周りやテールランプはほとんど共通といっても過言ではありません。

 出品された個体は2021年式で走行距離は1000マイル(約1600km)ほど。年式や走行距離は浅いですが、リアのドアハンドルが一部破損しているほか、ルーフの色褪せやエンブレムの欠損、運転席シートの劣化が見られるといいます。

 なお、米国では最高速度が35マイルに制限されており、フリーウェイを走行できないほか、一部地域では登録ができないとしています。

 オークションは104ドルでスタートしましたが、3月1日現在のところ入札は9件にとどまっており、価格も1111ドル(約17万円)と低迷。

 オークションのコメント欄には「正直、フロントベンチシートの現行車なのが良い。可愛くて面白い小さな車だ!」と評価する人もいる一方で、「Noooooooo」「いや、それはちょっとヤバイよ」といった懐疑的なコメントもみられます。

 レアなモデルが高値のプライスをつけるとはいえ、ある意味でレアなK27がどこまでのプライスをつけるか、注目されます。

こんな記事も読まれています

いよいよガソリンはリッター200円に!? 補助金の終了が間近に迫ってきた!
いよいよガソリンはリッター200円に!? 補助金の終了が間近に迫ってきた!
ベストカーWeb
1900馬力のピニンファリーナ「バッティスタ」と10台限定の「B95」が日本上陸! イタリア大使館でお披露目された超弩級ハイパーカーとは
1900馬力のピニンファリーナ「バッティスタ」と10台限定の「B95」が日本上陸! イタリア大使館でお披露目された超弩級ハイパーカーとは
Auto Messe Web
日産エクストレイルがマイナーチェンジ。合わせて90周年記念車をリリース
日産エクストレイルがマイナーチェンジ。合わせて90周年記念車をリリース
カー・アンド・ドライバー
カマルザマン「ドライのマップに変えた」と雨の決勝でベテランの技。Team Frontierは8耐トライアウト首位通過
カマルザマン「ドライのマップに変えた」と雨の決勝でベテランの技。Team Frontierは8耐トライアウト首位通過
AUTOSPORT web
急きょ出場のデビュー戦でファステストラップの爪痕「シングルシーターでも速いことを示せた」バーニコート/SF第2戦
急きょ出場のデビュー戦でファステストラップの爪痕「シングルシーターでも速いことを示せた」バーニコート/SF第2戦
AUTOSPORT web
可能性は感じる ケド「宿題」も多い オモダ5 プロトタイプへ試乗 1.6Lターボの新型SUV
可能性は感じる ケド「宿題」も多い オモダ5 プロトタイプへ試乗 1.6Lターボの新型SUV
AUTOCAR JAPAN
過去最高! 2630台を3カ月で販売したランボルギーニが2024年も好調な業績を維持している理由とは
過去最高! 2630台を3カ月で販売したランボルギーニが2024年も好調な業績を維持している理由とは
Auto Messe Web
深夜バス相次ぎ廃止 一般系統も“整理”へ 京成バスダイヤ改正
深夜バス相次ぎ廃止 一般系統も“整理”へ 京成バスダイヤ改正
乗りものニュース
1200馬力超え“V12”搭載! 「クワッド“バイク”」世界初公開! バイクとクルマ混ぜちゃった! パワーウエイトレシオ1kg/hpの“絶叫マシン”「エングラー V12」英で発表
1200馬力超え“V12”搭載! 「クワッド“バイク”」世界初公開! バイクとクルマ混ぜちゃった! パワーウエイトレシオ1kg/hpの“絶叫マシン”「エングラー V12」英で発表
くるまのニュース
ストロール、優れたタイヤ管理と戦略で入賞「ニコや裕毅をパスできて楽しかった」アストンマーティン/F1第7戦
ストロール、優れたタイヤ管理と戦略で入賞「ニコや裕毅をパスできて楽しかった」アストンマーティン/F1第7戦
AUTOSPORT web
日本限定の『コンチネンタルGTアズール』がベントレー&マリナーから登場。世界10台のみ、4165万円
日本限定の『コンチネンタルGTアズール』がベントレー&マリナーから登場。世界10台のみ、4165万円
AUTOSPORT web
世界に1台 超高級車ブランド「オーダーメイド」に注力 ロールス・ロイス本社工場拡張へ
世界に1台 超高級車ブランド「オーダーメイド」に注力 ロールス・ロイス本社工場拡張へ
AUTOCAR JAPAN
なつかしの「Auto Roman」といえばアルピナ!「ウルフカウンタック」1号車を日本に持ち込んだ名ショップのいまを紹介
なつかしの「Auto Roman」といえばアルピナ!「ウルフカウンタック」1号車を日本に持ち込んだ名ショップのいまを紹介
Auto Messe Web
ベッテルがセナのマクラーレンMP4/8でイモラを走行「国旗を掲げた瞬間に感情が爆発した」
ベッテルがセナのマクラーレンMP4/8でイモラを走行「国旗を掲げた瞬間に感情が爆発した」
AUTOSPORT web
6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
レスポンス
『コンチネンタルGT』が新開発V8採用の第4世代に進化。ベントレー、2024年6月の発表を予告
『コンチネンタルGT』が新開発V8採用の第4世代に進化。ベントレー、2024年6月の発表を予告
AUTOSPORT web
ルクレール「レッドブルとマクラーレンは、直線スピードを上げる“奇妙な方法”を知っている」フェラーリ/F1第7戦
ルクレール「レッドブルとマクラーレンは、直線スピードを上げる“奇妙な方法”を知っている」フェラーリ/F1第7戦
AUTOSPORT web
メルセデス、6位&7位にとどまるも「マクラーレンやフェラーリほど目立たないが、僕らも改善している」とハミルトン
メルセデス、6位&7位にとどまるも「マクラーレンやフェラーリほど目立たないが、僕らも改善している」とハミルトン
AUTOSPORT web

みんなのコメント

17件
  • ヤマナカ
    きっと、外装だけ日本の車を使い中身は、中国で載せ替えたのでは?
  • han********
    鍵がちゃっかりトヨタなのがうける
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村