Ford Mustang Mach-E
フォード マスタング マッハ-E
ワールドプレミアも発表された「サロン・プリヴェ」、過去最多のエントリーを集めて華々しく閉幕
マスタングファミリーに加わった最新モデル
フォードは2020年9月24日、「マスタング マッハ-E」を欧州で発表した。デリバリーを開始するのは2021年末になる模様。
「マスタング マッハ-E」は、既存のクーペやコンバーチブルに加わる、新たな“マスタング・ファミリー”。ボディスタイルはSUVで、動力は完全電気のBEVだが、伝統の名前を冠するモデルとして、ダイナミクス性能やサウンドなどにその精神を受け継いでいるという。
GTは0-100km/h加速が3秒台
全長186インチ(約4724mm)、全幅74インチ(約1880mm)、全高63インチ(約1600mm)、ホイールベース117インチ(約2972mm)の5人乗りSUVで、サイズ的にはポルシェ マカンやBMW X3らと同じセグメントに属する。
高性能仕様のマスタング マッハ-E GTは2基のモーターを前後に搭載した4輪駆動。最高出力は465psを発揮し、瞬間的に発生する最大トルク830Nmを無駄なく使い切ることで0-100km/h加速3.7秒を実現している。最高速度はリミッターで200km/hに制御する。
“GT”が標準搭載するバッテリーの容量は88kWhで、航続距離は最長310マイル(約500km)。
超急速充電なら10分で100km分をチャージ完了
一方、ノーマルの4WD仕様「マスタング マッハ-E」は、0-100km/h加速5.1秒と瞬発力ではGTに及ばないものの、航続距離は最長335マイル(約540km)を標榜している。
フォードモーターをはじめ、BMWグループ、ダイムラー、ポルシェ、フォルクスワーゲングループによる急速充電ネットワーク拡大のための合弁会社「IONITY(アイオニティ)」のチャージステーションなら150kWの急速充電も可能。マスタング マッハ-Eの後輪駆動+レンジエクステンデッド仕様(航続距離は約610km)の場合、10分で73マイル(約120km)分をチャージできる。
2021年末までに17車種の電動化モデルを
フォードは現在電動化を積極的に進めている。バッテリーシステムの組み立て生産ラインを敷設するべく、スペイン バレンシア工場には4200万ユーロ(約51億7000万円)を投じた。2020年8月にはエコブーストエンジンに48Vシステムを組み合わせたマイルドハイブリッド仕様のプーマや、クーガのPHV仕様の販売も好調だった、と主張する。
2021年の初頭にはモンデオ ハイブリッドに加え、S-MAXとギャラクシーのハイブリッド仕様も投入予定。2021年末までに、欧州にはじつに17種類の電動化モデルを導入するという。
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みんなのコメント
現行マスタングが欧州で成功しているらしいので、こちらも見過ごせないですね。