2年連続で鈴鹿8耐開催日程変更へ
非常事態宣言が解除されるかも、なんて言われ始めている3月中旬ですが、今シーズンのレーススケジュールに変更がありました。鈴鹿8耐、またも11月第一週・11/5~7日に変更されるとの正式発表があったのです。
理由はもちろん、新型コロナウィルス感染拡大が収まらないから。
2021年の鈴鹿8耐の開催は、東京オリンピック&パラリンピック開催期間を避け、7月15~18日に予定されていましたが、これは今からわずか4カ月後。とてもじゃないけれど、この時期にコロナウィルス感染拡大が収まっているとは考えにくく、ひとまず「延期」が判断されました。
「『コカ・コーラ鈴鹿8時間耐久ロードレース』について、7月の開催を予定しておりましたが、国内外の感染状況や渡航規制の見通しなどを受け、11月に延期することを判断いたしました。この日程変更に際し、ご理解をいただきましたFIM、ユーロスポーツイベンツ、MFJ、国内各サーキットをはじめとする関係者の皆様に厚く御礼を申し上げます。11月の開催に向けて、全社一丸となって準備に取り組んでまいります」とは、株式会社モビリティランド 代表取締役社長の田中薫さんのコメントです。
そうですね、感染拡大が収束しなければ、海外のライダーが日本に入国できることも難しいかもしれないし、肝心のライダーor世界耐久のチームが「日本に行くのやだなぁ」ってことになりかねませんからね。ここは、開催予定の東京オリンピック&パラリンピックで、海外のスポーツ選手が日本に入国してもぜんぜん平気!ってところ、見せてもらいましょう。
合わせて「ST600甲子園」こと鈴鹿4時間耐久ロードレースは中止されることになってしまいました。うーむ、これは残念だなー……。
さらに、鈴鹿8耐の日程変更に合わせ、最終戦に予定されていたポルトガル・エストリル12時間耐久が7/17(鈴鹿8耐が予定されていた日程ですね)に前倒しされ、さらに全日本ロードレースの変更もあります。
鈴鹿8耐が開催されることになった11/5~7は、当初は全日本ロードレース最終戦「MFJグランプリ」が行われる予定だったのですが、このMFJグランプリが7月17~18に前倒しとなり、ちょうど予定していた鈴鹿8耐の日程と入れ替わる形になりました。
最終戦が前倒しされたことによって、第6戦として開催されるオートポリス大会が最終戦となります。全日本ロードレースは、この9/18~19が最終戦となります。
うわぁ、9月中旬に最終戦かぁ――とは思うんですが、まだまだ予定ですので、この後の日程に追加配分がある、なんてことも可能性なくはないですからね。
あらためておさらいすると
■FIM世界耐久選手権開催日程
開幕戦 4/17-18 フランス/ル・マン24時間耐久
第2戦 5/23 ドイツ/オシャースレーベン8時間耐久
第3戦 7/17 ポルトガル/エストリル12時間耐久
第4戦 9/18-19 フランス/ボルドール24時間耐久
最終戦 11/7 日本/鈴鹿8時間耐久
■全日本ロードレース開催日程
開幕戦 4/3-4 ツインリンクもてぎ
第2戦 4/24-25 鈴鹿サーキット
第3戦 5/22-23 スポーツランド菅生
第4戦 6/19-20 筑波サーキット
第5戦 7/17-18 鈴鹿サーキット MFJグランプリ
第6戦 9/4-5 岡山国際サーキット
最終戦 9/18-19 オートポリスサーキット
いまだ世界的に先行き不透明のコロナウィルス情勢です。上記日程も、あくまでも「予定」のため、ここからまた変更される可能性もありますのでね。
参加チーム/ライダーや関係者も、段取りや準備が大変にはなりましょうが、こうなったら辛抱強く待ちましょう!
写真/EWC世界耐久選手権 文責/中村浩史
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
…ただ個人的に最終戦がオートポリス✨
地元ですから絶対行きます。