中古車購入ガイド [2022.09.16 UP]
【ポルシェ マカン】ポルシェ初心者におすすめ! スポーツSUVが手頃な価格に
カイエンに続く2番目のSUVとして登場したポルシェ マカン。カイエンよりもひとまわり小型のサイズを持ち、ポルシェブランドにふさわしい走りを備えたモデルである。登場から8年が経過し、相場が下がっているのをご存知だろうか。今回は、マカンの改良遍歴とグレード別中古車相場をお届けしよう。
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ポルシェ マカンってどんなクルマ?
2014年2月発売モデルのデータ(マカンS)
新車時価格帯(2014年2月)
2014年2月、ポルシェ マカンの受注が開始された。全長4681mm、全幅1923mm、全高1624mmのボディサイズは、全長5m級のカイエンよりひとまわり以上小型。メルセデスGLCやBMW X3などのミドルクラスSUVに近いサイズである。エクステリアもカイエンによく似たスタイルで、当時のポルシェのトレンドに沿ったもの。
発売当初設定されたのはマカンSとマカンターボの2モデルで、前者には340馬力の3.0L V6ツインターボ、後者は400馬力の3.6L V6ツインターボを搭載。トランスミッションは両者とも7速PDKが組み合わされる。特に後者は、スポーツクロノパッケージを装着することで、0-100km/h加速は4.8秒、最高速度266km/hを実現する。
駆動方式は全車4WDで、ポルシェ・トルク・ベクトリングプラス(PTV Plus)もオプション装着可能。同時にオプションでエアサスペンションも選べる。4ドアの実用的なSUVながらも、スポーツカー顔負けの走りを味わえるのがマカンの大きな魅力といえよう。
改良遍歴は?
2014年4月、ベースグレードの「マカン」が発表された。パワートレインは、237馬力の2.0L 直4ターボを搭載。ターボと比較して約150kg軽量なため、より軽快な走りが楽しめる。
2015年10月、高性能なマカンGTSが登場。パワートレインは、360馬力の3.0L V6ツインターボを搭載し、0-100km/h加速は5.0秒(スポーツクロノパッケージ装着車)を実現。車高は15mm低められ、駆動力を前後に自在に分配するPTM、スポーティにチューニングされたPASMなど、シャシーも強化される。内外装には、RSスパイダーデザインの20インチホイール、アルカンタラを採用したインテリアを採用。
2018年12月、マイナーチェンジモデルが発表され、翌年夏に発売された。エクステリアは、LEDヘッドライトを標準装備としたほか、リアにはほかのポルシェと同じくLEDライトストリップを導入したのがトピック。フロントサスペンションはアルミ化され、1.5kgの軽量化を実現。同時にアンチロールバー、スプリング、ダンパーなどの設定を見直し、よりシャープなハンドリングとなった。装備面では、アダプティブクルーズコントロールにブレーキアシスト機能を導入。インターネット常時接続のポルシェコミュニケーションマネージメント(PCM)を標準装備する。グレードは、当初は2.0L 直4ターボの「マカン」のみを用意。燃室形状を見直すことで、最高出力は252馬力に高められた。2019年1月には改良型のマカンS、10月にはマカンターボ、2020年1月にはマカンGTSも順次登場。
2021年7月には、2度目の大幅改良を受けた新型マカンが登場している。エクステリアは、フロント、リアともに新しいデザインに一新。インテリアは、タッチパネルの採用、アナログ時計、新しいセレクターレバーなどにより、一層モダンな仕立てとなった。ラインアップは、2.0L 直4ターボのマカン(265馬力)、2.9L V6ツインターボのマカンS(380馬力)、そして最上級モデルとして2.9L V6ツインターボのマカンGTS(440馬力)の3モデルで展開される。
2022年2月、265馬力の2.0L 直4ターボを搭載したマカンTが加わった。ベースグレードのマカンとの違いは、15mm以上低められたサスペンション。また、エクステリアはアゲートグレーメタリックで塗装され、一部トリムやロゴには専用のコントラストカラーが入るのが特徴となる。
ポルシェ マカンのグレード別中古車相場は?
グレード構成は、「マカン」、「マカンT」、「マカンS」、「マカンGTS」、「マカンターボ」の5モデル。ここでは物件が豊富なグレードに注目し、中古車平均価格を見ていこう。
「マカン」
4気筒ターボを搭載するエントリーグレード。6気筒に比べて重量面で有利なほか、新車時価格はひとつ上のマカンSより100万円以上安かった。物件数は最も充実しており、中古車平均価格は628万円。2015年~2016年式なら300万円台の予算でも購入可能。とりあえず低予算で探しているなら、ベースグレードのマカンをねらっていこう。
「マカンS」
3.0L V6ツインターボのマカンSは、走りを重視するユーザー向けのモデル。デビュー当時の新車価格は719万円だったが、現在の中古車平均価格は614万円と、ベースグレードとほぼ同じ価格帯にある。物件もベースグレードに次いで多いが、年式が古くても300万円台の物件はそれほど流通していない。最低でも450万円は用意しておきたいところ。
「マカンGTS」
マカンSと同じく3.0L V6ツインターボを搭載するが、最高出力、トルクともに高められた高性能バージョン。物件数はマカンSと同程度だが、中古車平均価格は890万円と200万円以上も高額。デビュー当時の新車価格は939万円だから、あまり値下がりしていない。価格の最低ラインも500万円前後となっており、敷居が高いグレードとなっている。
「マカンターボ」
マカンシリーズのもうひとつの高性能バージョンがマカンターボ。新車価格はマカンGTSよりも高額で、シリーズのフラッグシップに位置付けられる。当初は400馬力の3.6L V6ツインターボを搭載していたが、2019年に発表されたマイナーチェンジ版では440馬力の2.9L V6ツインターボが与えられた。なお、2021年に行われた2度目のマイナーチェンジでは、カタログから外れている。物件数はほかのグレードと比べて少ないが、中古車平均価格は697万円と、マカンGTSよりも低いのが特徴。初期型であれば400万円台の物件もあるため、高性能バージョンがほしいなら探してみるのも手。
※上の記述は、2014年発売モデルについてまとめたもの。年式によって装備内容が異なる場合があります。中古車平均価格は2022年9月時点のデータ。
まとめ
ポルシェは総じて値下がりしないブランドである。特に911や718などのスポーツカー系は、登場から時間が経過しても高値を維持し続けている。一方、SUVのマカンやカイエンはある程度値下がりするため、初めてポルシェに乗るなら比較的ねらいやすいモデルといえよう。なかでもエントリーモデルのマカンは、これからポルシェに乗りたい人にぴったり。最近登場したマカンTを除けば、どのグレードも物件が揃っているので、予算や好みに応じたクルマ選びができる。価格重視なら、ベースグレード「マカン」はねらい目。300万円台の手頃な予算でポルシェライフが始められるだろう。
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