MotoGP参戦2年目となるアレックス・マルケス(LCRホンダ)は、2021年シーズン開幕から苦戦が続いている現状に関して、「冷静さを保つのは簡単ではない」と認めつつも、前向きな姿勢を崩していない。
マルケスはカタールでの開幕2連戦、第4戦スペインGPでクラッシュを喫しており、2021年シーズンはこれまでのところ、完走が4戦中1戦に留まっている。
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彼は2021年型RC213Vのセットアップに悩まさているようで、チャンピオンシップにおいてはこれまでの獲得ポイントは僅か8に留まり、ランキング18位。ルーキーシーズンよりも苦戦してしまっている。
motorsport.comは2020年シーズンにホンダ勢で唯一表彰台を獲得したマルケスに、この状況下において冷静さを保つことがどれ程難しいのかを尋ねた。
するとマルケスは「そうだね、正直に言うと本当に簡単ではないよ」と答えて、次のように続けた。
「でも、この現状を僕たちは受け入れ、懸命に向き合う必要がある」
「僕はポジティブにいることで常に物事が上手い方向にいくと思っている。だから、これまで僕は常にポジティブでいるし、困難な時でも良いことがあると考えるようにしているんだ」
「もちろん、僕たちの望んだようなシーズンスタートとはいかなかった」
「でも1週間の休みを挟んで次のレースを迎えられるのは、物事を大きく変えられるチャンスだ。僕たちは集中力を保ち、働き続ける必要がある。そしてル・マン(第5戦フランスGP)に100%のモチベーションで挑めば、この難しい状況もFP1から少しでも改善できると信じているし、そのことを感じられると思う」
「ただそれだけのことだ。僕たちは真のチームとして、集中力を保ち、全てを注ぎ込み、ポジティブに物事を捉えることが必要だ」
ヘレスでの第4戦、マルケスは20番グリットから上位進出を目指しスタートしたが、1周目の8コーナーでイケル・レクオナ(テック3・KTM)の転倒に巻き込まれ、早々にレースを終えることになってしまった。彼はこのクラッシュについて腹立たしいと語った。
「1周さえ走れなかった。“レース中の災難”だ」とマルケスは語った。
「スタートが上手くいき、1コーナーではポジションを少し挽回していた」
「レクオナを6コーナーで抜いて、8コーナーで気がついた時には既にイン側に何かぶつかったのをを感じていた」
「それがレクオナだったんだ。こういった出来事はレースでは時々起こりうるし、どうすることもできないものだ」
「とても残念だし腹立たしい。正直言って、激しいクラッシュでもあったからね」
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