モーターランド・アラゴンで開催されたMotoGP第13戦アラゴンGPのMoto2クラス決勝は、Red Bull KTM Ajoのラウル・フェルナンデスだった。
日本からは小椋藍(IDEMITSU Honda Team Asia)が参戦するMoto2クラス。今回はサム・ロウズ(Elf Marc VDS Racing Team)がポールポジションを獲得し、小椋は5番グリッドに並んだ。
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全21周の決勝レースがスタートすると、PPのロウズが順当にホールショットを奪って先行。ラウル・フェルナンデスと彼のチームメイトのレミー・ガードナー、そして小椋がそれに続く形となった。
先頭を行くロウズはオープニングラップからプッシュし、ハイペースで走行。2番手のラウル・フェルナンデスにはコンマ3秒ほどの差を築いた。
そして3周が経過する頃にはトップ集団も固まりつつあり、ロウズを筆頭に1秒以内の5番手までがリーディンググループを形成した。
4周目にはフェルナンデスがロウズをオーバーテイク。また小椋もガードナーをパスして3番手に浮上した。
3番手をガードナー、エクトル・ガルソ(Flexbox HP40)、小椋が争う展開となり、その間に先頭のロウズとラウル・フェルナンデスは逃げていく形となる。5周消化時点では、上位2台と後方との差は2秒近くとなった。
トップに立ったラウル・フェルナンデスは、2番手のロウズに対する差も徐々に拡大。レース3分の1となる7周を終えて1秒以上の差となった。
ロウズはその後も1秒ほどの差でラウル・フェルナンデスを追いかけていたが、残り9周となったターン7で転倒し、リタイアとなった。これでフェルナンデスは完全に独走体制だ。
ラウル・フェルナンデスとガードナーのトップ2台は互いにひとりで淡々と走行する状況。バトルは3番手以下に絞られていった。
3番手争いはアウグスト・フェルナンデス(Elf Marc VDS Racing Team)、ホルヘ・ナヴァッロによる争いが続いており、度々ポジションを入れ替える白熱したバトルが展開された。
トップ2台はその後も危なげない走りを続け、ポジションに変化のないままフィニッシュを迎えた。
ラウル・フェルナンデスは今シーズン5勝目。彼は9月初旬に右手小指を骨折したばかりだったが、決勝ではそれを感じさせない走りだった。
2位はランキング首位を走るガードナー。今回のレースの結果、ランキング2番手のラウル・フェルナンデスとの差は39ポイントとなった。
3番手争いは最後まで続いたが、アウグスト・フェルナンデスがナヴァッロを振り切ってチェッカーを受け、今シーズン4度目の表彰台となった。
小椋は序盤こそ表彰台争いにも加わったが、徐々にポジションを下げ最終的に8位でのフィニッシュとなった。
なおアラゴンGPの結果を受け、Moto2クラスではRed Bull KTM Ajoのチームタイトル獲得が確定した。
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