またもや一般道からオービスが消えた! ただし、また事前警告版は残したまま。警察さん、それって、流行ってるんですか?
岡山県内の一般道オービスは絶滅!
もう固定式オービスなんかには頼りません? 2020年、岩手県警は移動オービスとレーダーパトカーで勝負する!?
☆撤去オービスDATA
1.
場所:岡山県瀬戸内市邑久町尾張
道路:岡山ブルーライン(県道397号線)
方向:東行き
キロポスト:9.2KP
機種:Hシステム
速度測定方式:レーダー式
制限速度:60km/h
2.
場所:岡山県瀬戸内市邑久町尾張
道路:岡山ブルーライン(県道397号線)
方向:西行き
キロポスト:9.2KP
機種:Hシステム
速度測定方式:レーダー式
制限速度:60km/h
今回、撤去されたのは、岡山県の岡山市と備前市蕃山を結ぶ岡山ブルーライン(県道397号線)の9.2KPで、上下線(西行き/東行き)を狙っていた2機のHシステム。これで岡山県内の一般道オービスは、すべて姿を消したことになる。
ところが、ここもまた事前の警告板は上下線とも残されたまま。警告板を見て警戒態勢にはいったドライバーが、どこまで行ってもオービスを見つけられないという疑心暗鬼な状態になるというわけだ。なにしろ固定式オービスは、赤切符レベルのスピード超過(この場合は30km/hオーバー以上)でなければ、まず撮影されることはないというのは、みんな知っているようで実は知らない人の方が多い。つまり、多くのドライバーが延々と、制限速度60km/h近辺で走らざるを得ないことになる。もちろん、スピード違反を推奨しているわけではなく、交通安全上は好ましいことなのだが、それにしてもなんともストレスのたまりそうな話ではある。
ちなみに、オービスは撤去されたのに、警告板が残っている路線はここだけではない。というより、今やそれがデフォルトになっているといっても過言じゃない。「危険な事故や違反を未然に防ぐ」という意味では好ましいことだが、その裏に可搬式移動オービスの影がちらついているような気がしてならないのだ。たぶん、日本全国のあちこちのスピードが出やすい道路で、オービスが無くなったことで気が緩んだドライバーを移動オービス待ち構えるというパターンが、今後、多発するのだろう。その時に威力を発揮するのが、残された警告板というわけだ。
「ちゃんと事前に警告しといたでしょ?」。
※KP:キロポスト
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これって当たり前でしょ?。看板を残しているのは抑止力を期待しての事でしょうね。