現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 5年連続で過去最高を記録した、メルセデス・ベンツ日本の新サービスとは?

ここから本文です

5年連続で過去最高を記録した、メルセデス・ベンツ日本の新サービスとは?

掲載 更新
5年連続で過去最高を記録した、メルセデス・ベンツ日本の新サービスとは?

メルセデス・ベンツ日本は、1月19日「年頭記者懇談会」を六本木のMercedes meで開催した。当日、壇上に立った上野金太郎代表はメルセデス・ベンツ日本の「2017年の振り返り」「2018年の目標」「主な取り組み」について報道関係者の前で語った。

グローバルの新車販売台数は、7年連続で過去最高記録を更新

【今日のちくわ_Vol. 36】KIROBO mini をご検討中の皆さま!【TOYOTA KIROBO mini(キロボ ミニ)】

まず冒頭は、メルセデス・ベンツの新車販売台数を発表した。2017年度のメルセデス・ベンツ・グローバルの新車販売台数は7年連続で過去最高記録を更新。販売台数はメルセデス・ベンツが228万9344台(+9.9%)、スマートが13万5025台(−6.5%)となり、プレミアムブランドのナンバーワンの地位を堅持した。スマートは減少しているが、過去10年間で2番目に多い数字である。

一方の日本国内はといえば、メルセデス・ベンツ6万8215台(+1.2%)、スマート4638台(+2.9%)で5年連続過去最高を記録した。この実績は、輸入車で3年連続ナンバーワン、プレミアムブランドとしては5年連続ナンバーワンという輝かしい実績であった。

上野代表は「こうした好調要因は、安定した販売ネットワーク、積極的なマーケティング活動、そして数々の新型車の投入という相乗効果があったと思います。グローバルおよび日本市場では、中核モデルであるEクラス、昨年発売したフラッグシップモデル新型Sクラス、そしてSUVモデルの販売が大変好調に推移したことが良い結果に結びつきました。さらに日本市場では、最量販モデルであるCクラスの販売が堅調に推移したのも好調要因のひとつです」と分析している。

メルセデス・ベンツのハイパフォーマンスモデルであるAMGは、昨年AMG社設立50周年を迎え、全世界で13万台を販売した。日本国内では、世界初のAMG専売店であるAMG東京世田谷を昨年1月にオープン。8月には鈴鹿サーキットで50周年記念イベントを開催するなど、サーキットイベントも充実させた。

また、モータースポーツでは、F1グランブリ4連覇という活躍とともに、国内ではスーパーGT・GT300クラスにおいてAMG GTでシリーズチャンピオンを獲得するなど、モータースポーツシーンでもスリーポインテッドスターは大きな注目を集めたのだ。


目標は「前年越えを維持」、「お客様満足度の向上」

2018年のメルセデス・ベンツ日本の目標は「前年越えを維持」、「お客様満足度の向上」というふたつを掲げている。「昨年実績の6万8215台を越えることは容易ではなく、大きなチャレンジとなります」と上野代表。

それを実現させるための取り組みとして「ベストカスタマーエクスペリエンス」を掲げ、新たなるブランド体験など顧客満足度を高めるため多くの施策を積極的に展開していくという。

この「ベストカスタマーエクスペリエンス」としてのサービスは、購入時の体験を魅力的に展開することが挙げられる。

クルマを選ぶときに楽しさや利便性を高めるべく、2年前にスタートしたプロダクトエキスパートは全国217拠点すべてに配備が完了。さらなるトレーニングによってさらにスキルアップが実現したという。

魅力的な新サービスもスタートする。

新車購入後半年から1年を迎えたときに計画的かつリーズナブルに新車に乗り換えできる「サティスファクション・プラス」を3月から展開。また、メルセデス・ケアの新たなるサービスとして「シェアカー・プラス」をスタートする。

この「シェアカー・プラス」は、3年間の無料サポートである「メルセデス・ケア」期間内に3回無料で好きなメルセデス・ベンツに乗ることができるサービスで、週末を含む一週間程度の体験ができるというもの。例えば、普段はコンパクトなメルセデス・ベンツに乗っているが、大人数でキャンプに行くときに大型SUVに乗ることができるのだ。しかも、すべて最新モデルを用意するというから嬉しい。

日本市場にニューモデル10車種以上を投入

2018年は「日本市場にニューモデル10車種以上を投入する」ことも発表された。

すでに海外ショーで発表された新型CLSや新型Gクラスがスタンバイしているが、「第一四半期中には新型Vクラスとともに、新たにISG(インテグレーテッド スターター ジェネレーター)を搭載したモデルを発表する計画」(上野代表)ということも明らかにされた。

このISGは、スムーズで力強い加速を実現する新しい高効率なシステムで、メルセデス・ベンツ車の中核となっていく新技術だという。

このエンジンを搭載したモデルは、新たに「53シリーズ」として展開するほか、主力モデルのフルモデルチェンジやフェイスリフトで多数のエンジン・バリエーションを用意していくという。

この日発表されたEクラス・カブリオレの投入により、メルセデス・ベンツとスマートを合わせた全モデル・ラインナップは33車種169モデルとなった。メルセデス・ベンツ日本の積極的な展開は、メルセデス・ベンツの魅力を高めるだけではなく、新たなるユーザーの拡大につながっていくはずだ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
ハコスカ!? マッスルカー!?「ちがいます」 “55歳”ミツオカ渾身の1台「M55」ついに発売 「SUVではないものを」
乗りものニュース
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
スズキ、軽量アドベンチャー『Vストローム250SX』のカラーラインアップを変更。赤黄黒の3色展開に
AUTOSPORT web
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
元ハースのグロージャン、旧知の小松代表の仕事ぶりを支持「チームから最高の力を引き出した。誇りに思う」
AUTOSPORT web
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
本体35万円! ホンダの「“超”コンパクトスポーツカー」がスゴい! 全長3.4m×「600キロ切り」軽量ボディ! 画期的素材でめちゃ楽しそうな「現存1台」車とは
くるまのニュース
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
リアウィンドウがない! ジャガー、新型EVの予告画像を初公開 12月2日正式発表予定
AUTOCAR JAPAN
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
最近よく聞く「LFP」と「NMC」は全部同じ? EV用バッテリーの作り方、性能の違い
AUTOCAR JAPAN
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
アロンソのペナルティポイントはグリッド上で最多の8点。2025年序盤戦まで出場停止の回避が求められる
AUTOSPORT web
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
「俺のオプカン~仙台場所~」初開催!「オープンカントリー」を愛する男性ユーザーが集まって工場見学…川畑真人選手のトークショーで大盛りあがり
Auto Messe Web
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
「ラリーのコースなのでトンネル工事を休止します」 名古屋‐飯田の大動脈 旧道がレース仕様に!
乗りものニュース
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
紫ボディはオーロラがモチーフ、中国ユーザーが求めた特別なインフィニティ…広州モーターショー2024
レスポンス
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
『頭文字D』愛が爆発。パンダカラーで登場のグリアジン、ラリージャパンで公道最速伝説を狙う
AUTOSPORT web
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
トヨタ勝田貴元、WRCラリージャパンDAY2は不運な後退も総合3番手に0.1秒差まで肉薄「起こったことを考えれば悪くない順位」
motorsport.com 日本版
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
日産「新型ラグジュアリーSUV」世界初公開! 斬新「紫」内装&オラオラ「ゴールド」アクセントで超カッコイイ! ド迫力エアロもスゴイ「QX60C」中国に登場
くるまのニュース
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
エコの時代に逆行!? 「やっぱ気持ちいいのは大排気量のトルクだよね」……800馬力超のエンジンが吠える「アメ車」マッスルカーの“クセになる世界”とは
VAGUE
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
変化と進化──新型ロールス・ロイス ゴースト シリーズII試乗記
GQ JAPAN
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
加熱する中国高級SUV市場、キャデラック『XT6』2025年型は「エグゼクティブシート」アピール
レスポンス
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
メルセデス、ラスベガス初日の好調は「なんでか分からない」予選に向けて”ダスト乞い”?
motorsport.com 日本版
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
Moto2チャンピオンに輝いた小椋藍、日本人初となる『トライアンフトリプルトロフィー』を受賞
AUTOSPORT web

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2483.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

123.8963.8万円

中古車を検索
Sクラスの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

2483.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

123.8963.8万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村