F1第3戦オーストラリアGPの予選がアルバートパーク・サーキットで行なわれた。ポールポジションを獲得したのは、レッドブルのマックス・フェルスタッペンだった。
週末を通じて天候が不安定となっている今季のオーストラリアGP。予選を前にパラッと雨は降ったものの、予選中は本格的な雨は降らず、終始ドライタイヤでの走行となった。
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路面コンディションの改善もあって、Q1から激しいアタックの応酬となったが、アルファタウリの角田裕毅はギリギリ15番手でQ2へ進出。そのQ2では、Q3進出には0.338秒届かなかったが12番手となり、3戦連続でチームメイトのニック・デ・フリーズ(15番手)を上回った。
フェルスタッペンはQ3最初のアタックで細かいミスがあったため、そのまま走行を継続。1セット目のタイヤでの2度目のアタックで1分17秒262をマークし、僅差ながらタイムシートのトップに立った。
雨が迫っているという予報もある中、各車が最後のアタックに向かったが雨は最後まで降らず。フェルスタッペンは3度目のアタックで1分16秒732という圧巻の走りを見せてライバルを蹴散らし、ポールポジションを獲得した。
0.236秒差のフロントロウ2番手は、メルセデスのジョージ・ラッセル。3番手にもルイス・ハミルトンが続き、チームはこの結果に歓喜の声をあげた。アストンマーチンのフェルナンド・アロンソが4番手だった。
前戦サウジアラビアGPのウイナーであるセルジオ・ペレス(レッドブル)は、FP3からタイヤをロックさせるなど苦戦していたが、予選でも同様の症状に悩まされた。そしてQ1最初のアタックでタイヤをロックさせコースオフ。マシンにダメージはなかったもののグラベルにハマってしまい、まさかのノータイムで予選を終えた。決勝では、最後方から追い上げのレースを強いられることになる。
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