災害以外でも使える災害用車両
2024年10月9日から11日まで東京ビックサイトで行われた「危機管理産業展2024」では、災害時に活用される様々な車両が展示されていましたが、そのなかで異彩を放っていたのが「備えない防災」をコンセプトに開発された「MARU MOBI(マルモビ)」です。
【すげえ…!】トイレもエアコンもある「MARU MOBI(マルモビ)」の車内(写真)
開発したのはキャンピングカーなどを手掛けるトイファクトリーで、トヨタ「ハイエース」をベースとしています。大きな特徴が、車内に設置したレールとアタッチメントを使い、着脱可能なシートやベッド、パーテーションなどを配置することで、災害時の簡易トイレルームや救護室、平時には移動オフィスやイベント用車両など、様々な用途に活用できる点です。
機材の配置転換はかなり簡単だと担当者。「エアコン以外全て脱着可能です。大人2人で、5分もあれば車内のレイアウトの変更ができます」と話します。
車内のバッテリーはリチウムと鉛が選択可能です。最近主流であるリチウムイオン電池にてエアコンをフルパワーで稼働させた場合、連続で7、8時間の運転が可能とのことです。なお、バッテリーは家庭の電源や、車体に設置されたソーラーパネルから充電が可能です。
キャンピングカー?いえいえ
もともとトイファクトリーはワンボックスカーを利用したキャンピングカーを製造していましたが、2011年の東日本大震災から、災害時に活用できるような車両を考えるようになったそうです。
「欧米などの大規模災害時には、キャンピングカーの所有者が電源などを提供するケースもあります。日本では海外よりキャンピングカー所有者が少ないこともあり、そのような対応は難しいですが、自治体ならば可能だろうと、まずは電源供給用のソーラーパネル搭載車両を製造し、2023年にマルモビを開発しました」
同社の本社がある岐阜県では既に10以上の自治体が導入しており、来年度も10から15の自治体が導入を検討しているとのことです。実は、10月27日に投開票が行われる衆議院選挙でも役立つようで、担当者は「移動投票所として使用する予定のある自治体もあります」と明かします。
車体価格は装備品にもよるものの、1000万から1200万円とのこと。ひとつの車両で複数の業務をこなせるためコストパフォーマンスは高く、公用車の買い替え時期に発注されるケースが多いとのことでした。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
満タン後の「継ぎ足し給油NG」に反響あり! 「実はやってる…」一体どんな理由がある!? セルフスタンドでの「NG行為」とは
スズキ新型「カクカクSUV」まもなく発売!? ついに「明確な時期」が明かされた? 待望の“ジムニー5ドア登場”はいつ?
「すごい事故…」 名神が一時「通行止め!」 大型車が「横転・転覆」 土砂が車線ふさぐ 左ルートは下り線の高槻~大山崎まで大渋滞
ダイハツの斬新「“4人乗り”軽トラ」に反響殺到! 「おしゃれすぎ」「これ欲しい」 “丸目”ライト×「やさしいグリーン」で屋根も開く「バスケット」は登場が早すぎたのか
トヨタ新型「”大口顔”ミニバン」登場! 全長4.4m級ボディ&ディーゼルエンジンも用意! 約400万円から買える“新たなバン”「プロエース シティ」ドイツにも登場
満タン後の「継ぎ足し給油NG」に反響あり! 「実はやってる…」一体どんな理由がある!? セルフスタンドでの「NG行為」とは
トヨタ新型「最小級SUV」世界初公開! 全長3.7m「小型ボディ」に“5速MT”搭載した「快音モデル」! 斬新な“2トーン塗装”も採用した「新型アイゴクロス」欧州発表!
カワサキのオフロードバイク「KLX230」がまもなく復活 “林道ツーリングに最適”な注目の「オフ車」が11月下旬に日本でも発売
改めて問う! バス会社はなぜ社員のドライバーを守らず、「乗客クレーム」に加担するのか?
スズキ新型「小さな高級車」に大反響! “全長4m”の流麗ボディ&斬新「777テールライト」採用! “専用仕立て”の新型SUV「フロンクス」発表!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント