2021年シーズン、マクラーレンF1チームに加わったダニエル・リカルドが苦しんでいる。彼が得意としているモナコで、チームメイトのランド・ノリスに予選でコンマ6秒近く遅れたのだ。
予選Q2でノックアウトされ12番手から決勝に臨んだリカルドは、上位2台がリタイアしたにも関わらず12位でフィニッシュ。ノリスにも周回遅れにされてしまうという、苦しいレースだった。
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マクラーレンのチーム代表であるアンドレアス・ザイドルは、リカルドを助けるためにできる限りの努力をしているものの、2021年のマシンである『MCL35M』が通常のドライビングスタイルを必要としていないことが問題の根本にあると明かした。
「シーズンの初めから振り返ってみると、我々は彼と一緒に良いステップを踏んできたと思う」とザイドルは語った。
「しかし、現時点で我々のクルマを速く走らせるためには、ダニエルにとっては自然ではない特別なドライビングスタイルが必要だ。だからこそ、彼にとっては周回を重ねてパフォーマンスを引き出すことが容易ではないんだ」
「今はただ、チームとして一緒に仕事をしていくだけだ。冷静に、分析し、学び続けていくんだ」
「そして彼が我々のマシンにさらに適応することだ。なぜなら彼は間違いなくポテンシャルがあると考えていているからだ。それは彼にとってポジティブなことだと思う」
「同時に、我々はチーム側にも目を向ける。マシン側で彼を助けるために何ができるのか、速く走るために必要な、彼にとって自然なフィーリングを取り戻すために何ができるかを考えていく」
リカルドはモナコGPを終えて、ノリスのデータを見てどこが自分よりも速いのかを見ているものの、ノリスに匹敵することができずに苦しんでいるという。
「データには違いがあって、だからこそランドはそのコーナーで速いんだと思うし、それは分かるんだけど、自分がそれをできているとは思えないんだ」と彼は語った。
「でもどうなるか見てみよう。まだマシンに慣れていないのかもしれないけど、きっとチームのみんなも全てをチェックしてくれるだろう」
リカルドは現状を分析しすぎることにはリスクがあると指摘し、しばらくは心を落ち着かせることに集中すると話した。
「もちろん、これからも努力は続けていくつもりだけど、今週末はあまりにも調子が悪く、後手後手に回っているような気がした。数日間だけでもスイッチを切りたいと思っている自分もいる。そうしないと分析をする上で、麻痺のようになってしまうからだ」
「以前にそれを経験したことがあるから、それは嫌なんだ」
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