フォーミュラEで通算12勝を挙げ、シーズン2の王者に輝いたセバスチャン・ブエミ(日産・e.ダムス)だが、シーズン5は開幕6レースで最高位が6位と、ドライバーズランキング13位に沈んでいる。
ブエミは、第3戦サンディアゴではトップを走行していたもののクラッシュ。第4戦メキシコでは上位走行中に戦略の誤算からエネルギーを使い果たし、フィニッシュすることができなかった。第5戦香港ではサスペンショントラブルによりリタイア。第6戦三亜ではスーパーポールでクラッシュを喫したことで、決勝ではピットレーンスタートとなってしまった。
■接触ペナルティの緩和は歓迎するも…… グロージャン「フォーミュラEのようなのは御免」
日産・e.ダムスのチーム・マネージャーであるフランソワ・シカードは、三亜でブエミが見せた力強いペースから、次戦ローマでも競争力を発揮すると期待している。
「ブエミは最後方からスタートし、飛ぶように走り、6番手までリカバーした。非常に積極的なレースだった」と、シカードはmotorsport.comに語った。
「彼はいくつか問題を抱えていたが、最終的に(ロビン・フラインスとの接触で)10秒のペナルティを科され、8位でレースを終えた」
「しかし、セブが再び見せたペースを覚えておきたい。彼は大いにプッシュしている。彼を忘れてはいけない。彼はより強くなってローマに戻ってくる。私は確信している」
ブエミはmotorsport.comに「毎回同じことを言っている」と語り、結果につなげることはできていないものの、毎回速さがあると付け加えた。
一方、ブエミのチームメイトであるオリバー・ローランドは、ルーキーながら三亜でポールポジション、そして初の表彰台を獲得した。
アレクサンダー・アルボンがF1に挑戦するため、シーズン5開幕直前にチームを離脱。その後任として急きょチームに加わったローランドは、プレシーズンテストに1日しか参加できていない。その1日も完全なドライコンディションではなかった。
シカードは、ランキングでブエミをひとつ上回るローランドについて次のように語った。
「正直に言って、彼(ローランド)がシーズンのこれほど序盤から速さを見せるとは思っていなかった」
「彼は開発テストに関わっていなかった。彼は合同テスト最終日に参加したが、雨が降っていた」
「だから彼は、イベントの間にマシンを学ばなければならなかった。それは、こういったマシンを学ぶための最善の方法ではない。特に新世代のフォーミュラEマシンはドライブがはるかに難しい」
「だから、彼がやっている仕事は本当に印象的だ。彼は、チャンピオンシップに参加するメンバー全員にとって手本となるような、強力なチームメイトを持っているんだ」
「彼らは非常に上手くやっている。間違いなくセブは彼を助けているし、快適に感じられるようにいくつかの”トリック”を授けている。そして彼はそれをすぐに学んでいた」
「現時点で、とても優れたドライバーたちに我々は満足している」
自分がルーキーシーズンからフォーミュラEで輝けると予想していたか訊かれたローランドは、次のように話した。
「答えるのは難しいね。言うまでもなくそう思いたかったけど、予想してはいなかった」
「参入して、印象を残すことを狙っていた。ジュニア・フォーミュラをやる時とちょっと似ている。常に適切なチームを選ばなければならないし、良いポジションにいなければいけない」
「そして、ストフェル(バンドーン)はキャリアのある時点で、勝つことができるマシンに乗っていた。そしてそれから、彼はここ(フォーミュラE)にやってきた。間違いなく、彼ら(バンドーンの所属するHWA)はやるべきことが少しある」
「それは、間違ったチームを選ぶことで、容易にモータースポーツのキャリアを積み上げられなくなることを示している。彼らが非常に有能なドライバーであることは誰もが知っている」
「僕はとてもラッキーだ。僕は良いチームに所属している。自分の能力を発揮できるチームに所属できているのは素晴らしい」
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