■アキュラ初EV「ZDX」を2024年に発売へ
2022年8月19日、ホンダが海外で展開する高級ブランド・アキュラは、初のEV量販モデルの車名を新型「ZDX(ズィーディーエックス)」となることを発表しました。
【画像】新型ZDXはどんなデザインに? 先行SUV「プレシジョン」のデザインを見る!
2021年4月、ホンダの代表取締役社長・三部敏宏氏は、2050年までに製品および企業活動のカーボンニュートラル化を目指すホンダの戦略の一環として、電動車両のグローバル販売に関するビジョンを発表しました。
このビジョンでは、2040年までに北米での販売台数の100%をバッテリー式および燃料電池式の電気自動車とすることを掲げています。
そうしたなかで、アキュラブランドでは初のEVとなる新型ZDXを2024年に発売します。
新型ZDXは、モントレー・カー・ウィークで発表した「Acura Precision EV Concept(アキュラ・プレシジョン・イーブイ・コンセプト)」の新しいデザイン・テーマの多くを採用する最初の市販モデルとなります。
アキュラ初のゼロエミッションSUVとなり、その名前は2007年にロサンゼルスにオープンしたアキュラデザインスタジオでイチからスタイリングした最初の車両である同名の旧モデルへのオマージュとなるもので、新型ZDXは同じアキュラデザインスタジオでスタイリングがおこなわれています。
新型ZDXは、アルティウム電池を搭載した柔軟性の高いグローバルEVプラットフォームを活用してGMと共同開発されました。
その後、アキュラは独自のグローバルe:Architectureをベースに、2026年からさらにEVモデルを投入する予定だとしています。
また、ドライバーの体験を第一に考え、電動化時代のパフォーマンスへのコミットメントを示すため、「ZDX Type S」も発売する予定です
アキュラ・ナショナル・セールスのアシスタント・バイスプレジデントであるエミール・コーク氏は次のように述べています。
「ZDXは、10年後までに加速する電動化へのスタートであり、2050年のカーボンニュートラル達成という当社のグローバル目標において、アキュラ・ブランドが果たす重要な役割です。
アキュラは電動化時代においてもパフォーマンスに重点を置き、タイプSはその方向性の頂点を示すものであり続けます」
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