スクーデリア・トロロッソの副テクニカルディレクター、ジョディ・エジントンは2019年F1プレシーズンテスト2日目を振り返り、ホンダのパワーユニット(PU/エンジン)は初日同様スムーズに機能しており、それによって膨大なテスト項目をこなすことができたと語った。
この日はルーキーのアレクサンダー・アルボンが走行。フィルミングデーに続き、STR14・ホンダのテストを本格的に開始した。序盤にスピンを喫する場面もあったが、アルボンは、合計132周と、フェラーリのシャルル・ルクレールに次ぐ周回数を走りこみ、1分19秒301の自己ベスト(C4タイヤ使用)で4番手となった。
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「今日はアレックスにとって初めての本格的なテストデーだった。彼にとってとても有意義で楽しい一日になったのではないかと思う」とエジントン。
「インスタレーションラップで小さな問題が起きた。あれはアレックスに責任があるわけではない。彼はあっという間にマシン、路面コンディション、タイヤの感触をつかんだ。今朝のような気温が低いときには容易にはできないことだ」
「その後、アレックスは、たくさんのラップを走ってプログラムを完了し、一日のなかで自信を築き上げていった」
「今日もパワーユニットは最初から最後までとてもスムーズに機能しており、おかげでマシンの挙動について学びながら、多数の重要なテスト項目をこなすことができた。こういった作業によって、短中期的に方向性を探る上での大きな手掛かりを得ることができる」
「今後も最優先事項は、膨大なテストを行い、マシンのさまざまなエリアの特性を把握し、走行距離を積み重ねていくことだ。今の段階では、パフォーマンスレベルを注視しているわけではないが、今日の進歩には満足だ」
「明日はダニール(・クビアト)がアレックスに代わって再びマシンに乗る。2019年のパッケージについてさらに理解を深めていきたい」
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