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テストコースで感じた新型マツダ3にディーラーで試乗する際のおすすめチェックポイント

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テストコースで感じた新型マツダ3にディーラーで試乗する際のおすすめチェックポイント

6月某日、すでに5月24日から予約受注が開始されている新型マツダ3に編集がクローズドコースで試乗してきました。乗ることができたのはハッチバックの1.8Lディーゼルターボとセダンの2.0Lガソリンの2台。皆さんが注目するマツダ独自の燃焼方式を実用化したSKYACTIV-Xは10月の販売開始予定(予約受注は7月開始)ということで、残念ながらこの日の試乗は叶いませんでした。

試乗コースはバンクのついたオーバルコースと、ハンドリングコースを数周という短めのもの。さらに路面状況はすこぶる良好という限られた環境ですので、詳細なインプレッションは7月以降に予定されている公道試乗をお待ちいただき、ここでは皆さんがディーラーなどでマツダ3に試乗する際にぜひチェックいただきたいポイントをいくつかご紹介したいと思います。

(1)まずはシートに座ってドライビングポジションを確認
マツダ車といえば「ドラポジ」というほどのこだわりを毎回みせてくれますが、マツダ3ではステアリングのテレスコピック量を前後10mmずつ拡大し、合計で70mmの調整幅をもたせました。さらにシートのチルト調整機構を全車に標準装備することで、太ももの浮きや圧迫具合の調整が可能に。まずは自分の体格に合ったドラポジをじっくりと確認いただき、マツダが理想とする「骨盤を立てて座る」着座姿勢を体験してみてください。

(2)好みの音源を持ち込んでオーディオをチェック
これまでのマツダ3の記事でも注目ポイントのひとつとして紹介されてきたオーディオシステム。今回始めて走行しながら体感することができました。車内の静粛性が向上している点を差し引いても、音のクリアさと広がり感が明らかにハイレベル。ただ、試乗時の音源は全域の音が整えられたBOSEの視聴用サンプルCDでしたので、ぜひ普段聞いている音源を持ち込んでチェックして欲しいと思います。

(3)遮音性能の向上で車内はとても静かに
今回とてもわかり易かった進化ポイントのひとつが静粛性の向上。音が侵入する穴の徹底的な削減や、前後サイドウィンドウの板厚アップ(4mm→5mm)、フロアマットの改良によるロードノイズの低減など、細かい改善を積み上げることで実現できたそうです。またディーゼル車はダッシュパネルの吸音材を強化することで、ガソリン車並の静粛性を確保しています。ちなみに高速道路での試乗は難しいと思いますが、先代アクセラでの100km/h走行時と、新型マツダ3の120km/h走行時の車内が同等レベルの静粛性ということでした。

(4)気持ちのいいコーナーリングを公道で体感
曲率の異なるコーナーが続くハンドリングコースで得られたのが、どの状況でも気持ちよく曲がれる、という感覚でした。コーナー手前でブレーキを軽く踏んで減速、ステアリングを切り込んでコーナーへ進入、出口へ向かって加速。当たり前の操作ですが、初めて乗ったクルマとは思えないほど自然な挙動で各コーナーをクリアしていきます。制動力を予測しやすいブレーキフィールと、エンジン制御に加えてブレーキによる車両姿勢の安定を図る「G-ベクタリング コントロール プラス」による効果と思われますが、ここはぜひ公道で体感いただければと思います。

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