鈴鹿サーキットで開催されているBHオークションSMBC鈴鹿10時間耐久レースの公式予選が行われ、#25 Audi Sport Team WRTがトップ通過を果たした。
鈴鹿10Hの公式予選では、第1、第2、第3ドライバーが15分ずつのセッションを走り、その中でそれぞれが記録したベストタイムの合計で順位が決められる。そのうちトップ20台が夕方に行われる「ポールシュートアウト」に進出できる。
■鈴鹿10H フリー走行3回目|125号車Absoluteアウディがトップ、上位は僅差
まず第1ドライバーが参加するQ1には元F1王者のミカ・ハッキネン(#11 Planex SmaCam Racing)が登場し注目を集めた。開始5分という段階でコースインしたハッキネンはしっかりタイヤを温め、セッションを折り返しを迎えるところでタイムアタックに入った。
途中、トラフィックの影響が出そうなシーンもあったが、ハッキネンは冷静に対処し2分03秒340をマーク。13番手に食い込んだ。
その直後、#2 CarsTokaiDream28の高橋一穂がデグナーでスピンしコースオフ。これにより赤旗が出されてセッション中断となった。すぐにコースクリアとなり約5分程度でセッションが再開された。
ちょうど赤旗になるタイミングでタイムアタックを行なっていたマシンも多く、残り時間で再度タイムアタックをやり直すマシンでコース上が混雑したこともあり、有力チームもなかなか好タイムを出せないままセッション終了となった。結局トップは#75 SunEnergy1 Racingがトップタイムを記録した。
続く第2ドライバー予選(Q2)では#27 HubAuto Corsaのニック・フォスターが2分01秒926を叩き出しまずトップに浮上したが、#25 Audi Sport Team WRTのケルビン・ファン・デル・リンデが2分01秒494を叩き出し逆転。合計タイムでの順位でもトップに躍り出た。
一方、日本勢では#35 KCMG、#21 Audi Team Hitotsuyama、#87 JLOC、#00 Mercedes-AMG Team GOODSMILEらが20番手以内につけて第2ドライバー予選を終えた。
最後の第3ドライバー予選(Q3)では、#88 JLOCのデニス・リンドがトップタイムをマークしたが、総合順位では25号車がトップを堅持し、ポールシュートアウトに向けてトップ通過を果たした。
総合2番手には現在スーパーGTで活躍中のニック・キャシディ、ヘイキ・コバライネンらが乗り込む27号車が入り、総合3番手は#77 Mercedes-AMG Team CraftBamboo Racingがつけた。
日本のチームやドライバーたちも躍進し、今回ル・マンのクラスウイナーらを起用している#777 CARGUY Racingが総合4番手、松田次生、千代勝正が乗る#35 KCMGが5番手につけた。
また#30 Honda Team Motul、#87 JLOC、#00 Mercedes-AMG Team GOODSMILEも20番手以内に入りポールシュートアウトへ駒を進めた。
一方、日本勢の中には脱落を余儀なくされたチームも多かった。特に第3ドライバー予選の終了直前まで20番手に留まっていた#18 TEAM UPGARAGEだが、最後の最後でポジションをひとつ落とし、21番手で敗退。昨年に続きエントリーしている#034 Modulo Drago CORSEは23番手となった。
またミカ・ハッキネンが乗り込む11号車も第3ドライバーの石浦宏明が懸命にアタックしたものの、合計タイムで25番手となりポールシュートアウトは進出ならず。脇阪寿一・薫一兄弟が乗る#60 LM corsaは総合27番手となった。
この後、17時35分からポールシュートアウトが行われ、上位20台のグリッドが決定する。
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