世界中で300万人以上の感染が確認されている新型コロナウイルス。メキシコも感染拡大が進んでいる国のひとつだが、同国は医療崩壊を防ぐため、F1メキシコGPの舞台となっているエルマノス・ロドリゲス・サーキットを一時的に病院として使用する。
メキシコ社会保障研究所のゾエ・ロブレド所長は、ソーシャルメディアでこの計画について説明した。
■FEロンドンePrixの会場が臨時病棟に。4000床のベッドを収容可能
「そこ(パドッククラブのエリア)は間もなく病棟として使用される。そこには入院患者のための病棟が8つ準備される」
「それぞれの病棟にスタッフが配置され、それぞれ24床のベッドがある。加えて集中治療用のベッドも26床設置される」
エルマノス・ロドリゲス・サーキットのパドッククラブエリアには大型のエレベーターがあるため、患者の移動も安全に行なうことができる。また、ライトやガスタンクもそこに設置される。
2020年のF1メキシコGPはカレンダー上では11月1日開催となっているが、新型コロナウイルスの流行でレーススケジュールがかなり流動的となっており、その日程が変更される可能性は十分ある。
レース会場が新型コロナウイルス対応に使用されるのは、これが初めてのケースではない。フォーミュラEのロンドンePrixの会場であるExCeLセンターも、新型コロナウイルス感染者のための臨時病棟となっている。ロンドンePrixはフォーミュラEの2019-2020シーズン最終戦に組み込まれていたが、新型コロナウイルスの流行がいつ収まるのか不透明であることから、今季の開催を断念している。
また、過去にF1インドGPを開催していたブッダ・インターナショナル・サーキットも、デリーを離れる移民労働者のための検疫センターとして利用されている。
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